温かい手 ページ18
Aside
私の前から去ろうとしない彼は、1年ぶりの再会で。
「A、やっぱ綺麗だよな・・
彼氏・・居る？」
「関係ないでしょ・・」
「ん〜ま、そうだけど。
まさかこんなとこで会うなんてね？
俺たち付き合ってても滅多と会えなかったよな(笑)
仕方ないよな・・仕事が仕事だし。
でもさ、振られたときショックだったな・・」
「そうするしかなかったでしょ・・
そうなる前に振ってくれればよかったんだよ」
「ふっ・・(笑)
Aは綺麗で自慢の彼女だったし。
でも、ある時ほんとにお前ら付き合ってんのか〜って。
俺らとばっかつるんでるよなって(笑)
お前避けられてんじゃねえの？そんなことまで言われて意地になって理解ある彼氏っ面してた(笑)」
なによ・・彼氏っ面って・・
ほんと嫌い・・大嫌い・・
「Aを連れて歩く彼氏、羨ましい・・(笑)
もしかして彼氏は同業だったり？」
「もういいでしょ！！」
イライラしてほんとムカついて。
流したくないのに涙が出てくる・・
「A！！遅くなってごめん！」
「え・・・」
さっと私の手を握った聞き覚えのある声・・
キュヒョン・・・だった。
「寒かったよね？
待たせてごめん・・うわ・・冷たっ・・
なんで手袋しないの？」
「・・・っ・・」
柔らかくて大きな手が温もるようにと何度も冷たい私の手を摩ってくれる・・
突然の登場に驚いたのと、じんわり温かくなっていく手がキュヒョンの手によるものだと思うと顔を上げれなかった。
泣いてるのも見られたくないし・・
「Aの知り合いですか？」
「え？
あ・・まあ・・」
「俺たちこれからデートなので、もういいですかね？」
「あぁ・・どうぞどうぞ・・(笑)
って俺が行きます。
では・・」
私の手は大きな手に包まれたまま、気を効かせてくれて彼をこの場から去らしてくれた・・
ごめんね、助かったよ・・キュヒョン・・さん
「Aさん、もう行きましたよ・・
大丈夫？」
「ありがとう・・・うぅ・・っ・・」
「あ〜泣かないで・・
ごめん、話聞こえてて・・
あんな奴のこと今日で頭の中から消しなよ。
Aさん、気にしちゃいけない・・
自分の仕事に誇り持ってんでしょ？ちゃんと自分を理解してくれる人居るから・・
俺、Aさんの気持ち・・分かるよ？」
「は〜い、そこまで〜」
キュヒョンさんが涙が止まらない私を抱きしめた時
別の男性の声がした。
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向日葵(プロフ) - みいこさん» 更新☆楽しみ〜！！ドキドキしたいでーす（笑） (2016年6月25日 17時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - 向日葵さん» あはっ(*^_^*)ギュのお話し始めちゃいました！ヒョクパパのお話と同時進行で頑張りま〜す！！ (2016年6月25日 17時) (レス) id: 6cd0931ff1 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 気付いたら新作！！みいこさんと言えばヒョクちゃんだったけど、ギュの話もドキドキしながら読ませてもらいます♪ (2016年6月25日 16時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - nanaさん» nanaさん！コメントありがとうございますm( _ _ )m ヒョクちゃんとキュヒョナの両方のお話を楽しんでもらえるように妄想膨らませますね！！ (2016年6月21日 16時) (レス) id: 6cd0931ff1 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - みいこさん、いつも見させていただいています。ヒョクチェのお話もキュヒョンのお話も更新されるのを楽しみにしています。 (2016年6月21日 8時) (レス) id: 2a8306c6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みいこ | 作成日時：2016年6月20日 8時
