へバラギ(ひまわり)の約束 (ページ8)

今日:11 hit、昨日:3 hit、合計:34,690 hit

練習室・・・ページ8

イトゥクは今の状況をヒチョルに電話した。。

練習室でイトゥクからの電話を待ってたヒチョルたち・・・
ヒチョルの携帯が鳴ると弟たちは

電話来た！！！！！

と一斉にヒチョルのとこに集まってきた。

「俺。。ごめんな遅くなった・・・」

テンション低いイトゥクの声にヒチョルは

「おぅ・・・
待ってたよ・・
どうだ？ソンミンは大丈夫か？」

・・と言ってみたものの、大丈夫だと思ってみるがイトゥクの次の言葉を聞くのが怖かった。。

「うん・・・・
あんなヒチョル・・・
ソンミン・・・もうすぐ手術室に入るよ・・」

イトゥクからの言葉に“はぁ・・・”とため息を付いたヒチョルだった。

「そっか・・・で、診察の結果どうだったんだ？」

ヒチョルは弟たちにこっちに来いと手招きをし、携帯の声をスピーカーに切り替えた。

「うん・・・
盲腸から腹膜炎を起こしてて緊急手術だって・・
ソンミン、ここ何日か食欲なかったのもお腹の痛みと吐き気が原因だよ・・
はぁ・・あいつ俺たちに気を使いすぎだよな・・・

あ・・病院はソウル○○病院だからよろしく頼む。
近くに来たら電話ちょうだい。。」

電話を切るなり・・

「ヒチョリヒョン・・・ソンミニヒョンが一昨日救急箱の薬探してて、整腸剤置いてなかった？って聞いてきたんだ。。僕が持ってるのあげたんだけど、エアコンでお腹冷えちゃったかな？って笑ってたから。。
でも朝もご飯食べないしラジオの前や差し入れもほとんど食べなかった。。。薬しょっちゅう飲んでた。。
ずっと我慢してたんだね・・ちゃんと病院行こうって言ってあげれば良かった・・」

リョウクが泣きながら言った。。
下を向いたままのリョウクにヒチョルは

「ソンミンはお前に心配かけたくなかったんだな・・
あいつはいつだって笑って大丈夫って顔するんだ。
スタジオで機材が倒れてきた時怪我して膝縫ったのに、何時間後には普通に収録するんだぜ・・
・・・まあ、今後同じこと繰り返さないようにバシっと俺が言ってやるからさ！
俺たちに頼れってな！！！」

とリョウクの髪をクシャクシャと触っってニコッと笑った。

「俺、ジョンスとヨンジュニヒョン迎えに行ってくるから、お前たちの仕事しろよ！
心配だろうけどメールするから！」

・・・ヒチョルは走って練習室を出て行った。