へバラギ(ひまわり)の約束 (ページ45)

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ソンミニヒョンのベッド　　　キュヒョンページ45

Aちゃんを乗せて宿舎に帰る・・
赤信号のたびに後ろを振り返ると、リョウクの膝の上で目をつぶって横になってる。
頬が濡れてる・・・泣いてたからね・・

でも何時しか呼吸も落ち着いてるね！・・・・ん？？？
寝ちゃってる？

「ねえリョウク？Aちゃんさ・・・本気で寝てない？」

「え？」

リョウクはAちゃんの顔を覗き込んで

「あら。。いつの間に？(笑)
でも・・あれ？・・・」

Aちゃんのホッペや首・・腕を触るリョウク・・

「キュヒョナ・・Aちゃん熱あるかも・・
ヒチョルヒョン・・・どうしよう。。」

「マジかよ？うわ・・・・
ん・・・・とりあえず宿舎だ！
これってソンミンに言ったほうが良くねえか？
やっぱ何も言わずAを宿舎に連れて行くのはな・・って俺が来いって言ったんだけどな・・」

ヒチョルヒョンはソンミニヒョンのこと気にかけてたんだ・・

「だったらさっきの騒動だけ黙ってて・・今のAちゃんの状況だけ言ってみるってのはどうですか？？」

僕はヒョンにそう言ってみた。

「そうだな！！それでいいかもな！騒動のことはあいつが退院してからでも良いよな！」

ヒョンはさっそくソンミニヒョンに電話してた。

Aちゃん・・・・・大丈夫なんだろうか・・
あの騒動が相当体に負担かかったのか？
この先も油断はしてられないよな・・・・
また・・ってことも有り得る。。

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「おお！解った！また電話すわ！」

ヒョンは電話を切ったら

「ソンミンが暫く自分のベッドで寝かせてくれってよ！
キュヒョナ！駐車場入ったらエレベーターの入口まで車着けてくれな！」

「了解です！」

「うん。で、このままじゃA起こせそうもないし、俺が運ぶからリョウクはAのバッグ持ってくれ。」

僕らの住むマンションが見えてきた。

「もうすぐ宿舎着くよ！
リョウク？ペンたち居ると思うから・・そこにタオルケットあるだろ？Aちゃんにかけてあげて！」

マンションの敷地に入ると何人かのペンが居た。
僕とヒチョルヒョンはペンに笑顔で手を振り、地下駐車場へと車を走らせた。

「着きました！」

車はエレベーター入口までぴったり着けて、Aちゃんを抱き抱えたヒョンとリョウクはサッとエレベーターに乗り込んだ。