へバラギ(ひまわり)の約束 (ページ44)

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どうしよう。。。　　　あなたページ44

とんでもない事がおきてしまった・・・
ずっと私・・見られてたんだ・・・

そして今、ミニオッパの宿舎に向かおうとしてる車の中・・・
偶然にもキュヒョンさんがあの状況を見てたなんて。

どうしよう・・
軽卒だった・・・ごめんなさい・・
ミニオッパに会っちゃいけなかったんだよね・・
もうあの頃のオッパじゃないってこと、そこまで考えてなかった・・

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病院から出たとき、正面から女の子が２人私の方に歩いてきた。。

「ちょっと来て！」

１人の女の子は私を睨みつけて左腕を掴んだ・・・
もう１人の女の子は私の後ろに回り、早く歩けと言わんばかりに背中を押して来た。

私どこに連れて行かれるの？
・・・その時は解らなかった。
そして着いたのは病院の駐車場。
そこには何人かの女の子が居て、オッパたちのファンの子達だって直ぐに解った。

「あんたさ、オッパの何？
ソンミンオッパの何？」

私の腕を力いっぱい掴んでオッパの名前を出した。
余りにも怖くて言葉が出なかった・・

「なんとか言いなさいよ！！！
オッパの病室に何度も入って行ったよね？
ちゃんと知ってるんだから！！！！」

何て言えばいい？何て言えばオッパに迷惑かからない？
・・私はなかなか言葉にできなかった。
そして私は

「何でもないです・・昔からの知り合いで、自分の診察の帰りに預かったもの届けに行ってただけで・・・・何でもないですから誤解しないで下さい・・」

と、診察券を出して見せた。
こんな事しか言えなかった・・・

「ふん！どうだか！！あんた、これ以上オッパに近づいたらどうなるか解ってる？
近づくんじゃないわよ！！」

掴んでた腕を勢いよく振り払われて、女の子たちは去っていった・・・

ミニオッパに迷惑かけてしまったら・・・
ミニオッパに何か起こったら・・・・
私は全身の力が抜けてしまってその場に座り込んでしまった。
ただ・・ただ、どうしよう・・って思うばかりでギュッと胸が締め付けられた。

絶対にもうオッパに会っちゃいけない・・
早くここから去らなきゃ・・
そう思った・・けど・・・

気付いたらヒチョルさんが目の前に立っていた。

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「宿舎に着くまでもう少し横になろう？ね？
まだ苦しそうだよ？」

ってリョウクさんがゆっくり膝の上にあるクッションに私を倒してくれた。
涙が止まらない・・

私、メンバーの方にも迷惑かけてる・・
自分の存在が嫌になった・・
消えてしまいたい・・って思った・・