へバラギ(ひまわり)の約束 (ページ40)

今日:8 hit、昨日:3 hit、合計:34,687 hit

まさか・・・　　　キュヒョンページ40

ppppppppp........

携帯のアラームを止めれば、朝の８時。。

「ん～～～！！はぁ。。。」

ベッドの中でグ～ンと両手を伸ばして、もう１度目を閉じたいけど気合を入れて起き上がった。
ちょっと野暮用が出来て起きないといけない・・

昨夜は、ドラマのOSTのレコーディングが遅くまであって宿舎に帰ったのは夜中の１時。。
リビングには一足先にラジオの仕事から帰ってきたリョウクが、テーブルに紙を何枚かならべてペンを走らせてた。

「あっ！キュヒョナお帰り～！
遅かったんだね。。」

「あ・・うん。OSTのレコーディングが長引いて・・・
リョウク？帰ってまで仕事？」

「うん・・これ、シュキラの。。
スタッフのヌナから渡されたんだけどね・・ソンミニヒョンのだって。
来週分のなんだけどヒョンに渡しといてって言われたんだ・・
でもさ・・・一昨日あんな騒動あって僕たちが病院に行けないし・・
マネヒョンも明日ダメなんだよね・・・」

「。。。だね。今行くのはマズイよね。
だったら、ソンジンに車まで取りに来てもらえば？
メールしてみる？」

・

・

・

って事で、ソンミニヒョンの弟ソンジンからの返信はOK。

で、午前中オフな僕とリョウク、そして事務所に行く用事があるヒチョルヒョンと３人で病院へ行くことになった。
あ・・マンネの僕の運転で。。。

もちろん一切車から出ないから、車を病院の救急入口に横付けでソンジンに渡して直ぐに帰る。

・

・

・

寝起きの悪いヒチョルヒョンを起こしてバタバタと朝食を済ませ、先にヒチョルヒョンの用事を済ませて、病院へ向かった。

「もうすぐ病院に着くから・・・・」

と、リョウクがソンジンに電話した。

病院の駐車場ゲートをゆっくり通ると、僕らのペンだとわかるカメラを持った子やグッツをカバンにぶら下げてる子たちの集団が居た。。

「ねぇヒョン・・やっぱ居るよ？」

リョウクが寝てるヒチョルヒョンの肩を叩いた。

「はぁ？あ～・・ほっときゃいいんだよ。俺たちが車から降りなきゃ騒ぎにもなんねぇし・・」

ってヒョンはまた目をつぶった。

外からは見えないスモークの貼った車の窓。
でもフロントガラスからは丸見えで・・・一応帽子にマスクの僕。

そしてペンの集団を通りすぎる時、その集団に腕を捕まれてる女の子が見えた。

ん？・・・似てる・・
まさかね・・・

１度会ったことあるソンミニヒョンの幼馴染 Aちゃんに似てるような気がしたんだ。

でも車はそのままその前を通りすぎた。