へバラギ(ひまわり)の約束 (ページ37)

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退院と入院。。。　　　ソンミンページ37

傷口の治りが悪いからと急遽診察になった今、やたらお腹を押さえたり消毒したり・・・
正直痛すぎて、全身に力が入って汗ばんでく自分が分かったし思いっきり拳を握り締めていた。
そんな僕を「子供じゃないんだから・・・」と言うような目で見てるオンマ。。
はぁ・・・
恥ずかしい・・・

先生言わく、回復してることは間違いなくて、退院の予定も変わりなく再来週の月曜。
ただし、こんな状態だと退院後の仕事はかなりのセーブが必要だと・・・

これもまた仕方がないことで・・・

でも、仕事がどうのこうのってのはさほど考えれなくて。。。

マネヒョンからの電話の事が気になって・・・

「今日の診察はこれで終わり！また明日診察するからね！薬変えてみるから２・３日経過見てみようか・・」

そう言って先生は病室を出て行った。

「どうしたの？そんな顔して・・・
ヨンジュさんの電話が気になってるんでしょ？
動けないミニが気にしたって仕方ないでしょう・・・
あ！それよりもうすぐAちゃんがお母さんといらっしゃるわよ！
さっきAちゃんから連絡もらったの！」

「あ。。そう言えば、A 先生と話するって言ってた。」

僕は「動けないミニが気にしたって仕方ないでしょう・・・」って言うオンマの言葉にそうだな・・・って思うことにした。
実際僕には何もできないし。。

僕はそんな事を考えながらベッドから出て、ソファに座って“はぁ。。。”とため息が出てしまった。

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暫くすると

トントン！

扉の叩く音・・・
オンマがドアを開けに行った。

「ミニオッパ～！」

ニコッと笑ったAだった。
そして８年ぶりに会うAのオンマ。
思わず立ち上がり

「お無沙汰してます！Aオンマ！」

僕はあの頃みたいに“Aオンマ”って言った。

「ソンミンくん！逢えて嬉しいわ！！
あなたが入院してるって聞いて心配したわよ・・・」

Aオンマは僕をふんわり抱きしめてくれた。。

「ほらほら！！お茶入れるから座ってちょうだい！！」

そう言ってオンマは冷たいお茶を４つテーブルに置いた。

そしてAが深呼吸して・・・喋りだした。

「オッパ・・
あのね、今日ママと一緒に先生と話してきたの。
・・・・手術ね、予定より伸びちゃった(笑)
やっぱり最近・・ココがあまり良くないって。。
でね？来週・・入院することになった・・」

下を向いてしまったA・・
ギュッと持ってるバッグを握り締める悲しそうなAだった。