へバラギ(ひまわり)の約束 (ページ2)

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やっぱり・・・　　　リョウクページ2

「おい！！どうしたソンミン！！！
お前・・・すごい汗じゃないか！！！」

と、慌ててソンミンの頭を起こしたイトゥクは・・

「あつッ！！ソンミン！
ものすごい熱・・・
おい！おい！！ソンミン！！！！！！」

そしてソンミンの足元に座り込んだのは

「ソンミニヒョン！！！」

と叫び今にも泣き出しそうなリョウク・・・

「ヒョン・・・ヒョン・・・
やっぱり体調良くなかったんだね・・・
ごめんね・・ごめんね・・あの時もっと早く気づいてあげてたら・・」

イトゥクに寄りかかったままのソンミンは唇を噛み締めながら
グッと下っ腹辺りのジャージを握り締めていた。

「ウッ・・・・い・・たい・・・よ・・・・・」

かすかに聞こえたソンミンの声に

「ヒョン！！ヒョン！！どこ痛いの！！！！！」

リョウクはソンミンの力の入った手に自分の両手を覆い被せ

「お願い！！早く・・・早く救急車呼んでよ・・
ヒョンが死んじゃうよ・・・」

マネヒョンが直ぐに救急車を呼んでくれた。

「あと５分ぐらいで救急車が到着するそうだ！
俺はご両親に電話してくるから・・・」

とマネヒョンは電話しながら社長室に走って行った。。

そして悲壮な顔したヒチョルヒョンは

「ソンミナ！！！しっかりしろ！！
バカかお前は！！
こんなになるまで何で我慢してんだ！！」

・・・激怒のヒチョルヒョンだったけど
ソンミニヒョンを抱きかかえて事務所の裏口へと急いで向かって行った。。