ゆったりとした時間 ソンミン ページ38
「ヒョン・・・
ソンミニヒョン・・・」
「ん・・・・・・・」
「ソンミニヒョン!
もう少し寝てますか?」
肩を叩かれたような感じがした
「・・・ん?」
薄く目を開けて声が聞こえた方を向くとキュヒョナだった。
「ヒョン?
お越しに来たけど・・どうします?もうちょっと寝てる?」
「いや・・起きる。
ん・・・痛っ・・・・」
下っ腹に力が入るとまだ手術の跡が痛むんだよね・・
慌てて背中に手を添えて起こしてくれたキュヒョナ。
「あ・・ありがとう・・」
「ヒョン、よく寝てましたね。
僕もヒチョルヒョンも見に来たんですけど・・(笑)
寝れて良かったですね。」
「え?ヒチョルヒョン帰ってるの?」
「うん。。1時間ほど前に。」
コンコン・・・
「・・いいか?」
ヒチョルヒョン?
「ヒョン!」
「よっ!!どうだ?(笑)」
「・・・・うん。
寝れた・・ほうかな?
時々目は覚めたけど・・」
「顔洗ってすっきりしてこい!
ん?(笑)」
そう言って部屋を出ていった。
「ソンミニヒョン・・
目・・赤いし腫れてるから・・
顔洗ってきてくださいね。
さっきのタオル使っていいですから。
洗濯カゴに入れといてください(笑)
じゃ、先に向こう行ってますね!
あ!ピアス無くさないように!」
・・・そうだ・・泣いたんだ俺。
目が重い・・頭痛い・・・
・・・・ピアス
はぁ・・
自分のアクセサリーboxから小さな巾着を出してAのピアスを入れてリュックに入れた。
さっ・・顔洗おう。
ひっどい顔してんだろうな・・・(笑)
着替えて洗面所に行って鏡を見た。
ハハ・・ひっで・・・(笑)
冷たい水で何回も洗って・・・
ふぅ・・
顔洗ったくらいじゃ・・ダメだね(笑)
ズキっとする頭・・
我慢してリビングへ。
カンイニヒョンとドンへはフローリングで寝てて、ソンジンはソファーで寝てて・・
トゥギヒョンとヒチョルヒョンはテーブルでティータイム。
「ソンミン!座りなよ(笑)
今リョウクがココア入れてるから。」
トゥギヒョンが椅子を引いてくれた。
すると近づいてくるマンネ
「ヒョン。。はい、水。
頭・・痛いんでしょ?
薬飲めないですね・・大丈夫ですか?」
キュヒョナがサーバーの水を入れてくれて、俺の耳元でコソっと話しかけた。
「あ・・・うん。
大丈夫。
ありがとう・・」
ゴクゴクっと一気に水を飲んでトゥギヒョンの隣に座った。
キッチン・リビングを見回した
あ・・この雰囲気。やっぱり宿舎良いな・・って思った。
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作者名:みいこ | 作成日時:2014年10月12日 21時