ヒョンの想い ソンジン ページ20
「美味いなぁ。。。
やっぱオンマの料理は良いよな。。。」
ボソッと言ったミニヒョン・・
「ねぇヒョン・・
ホント帰ってきなよ?
仕事ある時マネヒョンに向かえに来てもらえばいいじゃん!
家でゆっくりして体治せば?
それにさ、ヒョンどこか行きたいとこないの?
愛する弟が運転してあげるよ?(笑)」
「ジニ・・・
ありがとう。
金曜日に帰れるように明日先生に言ってみるよ・・
OK出たら、そのまま実家に帰る。
ジニ来てくれる?」
「もちろん!!
オンマもアッパも喜ぶよきっと!!」
「そっか?アハハ」
ヒョン・・
ヒョンはいつ心から笑える?
悲しそうに笑うヒョン・・
やっぱりAヌナが原因なの?
「・・・・ねぇヒョン。
Aヌナは?
最近ココに来ないの?」
「え?
・・あぁ・・・・
A、どうしたんだろな・・
もう何日も来てないし、電話・・電源切ってるんだよね。。」
「電源切ってる?いつから?」
「・・・月曜・・」
・・・・・。
「あのさ、もう入院してるんじゃない?
ヌナも入院辛いんじゃ・・・・
そのうち電話掛かってくるかもよ?
あんまり思いつm・・」
「いや・・
俺のこと避けてるよきっと。
電源入ってる間、何度も電話してメールもしたけど、一切掛かってくること無かった・・・
Aに何かあったんだ・・
でも・・
今の俺には何にもできない・・
探すことだってできない・・・」
「ヒョン・・・」
ヒョンの箸が止まってしまった・・
食べてからにすれば良かったと後悔しても遅すぎた・・
え?嘘?
ヒョンが泣いてる・・
「ヒョン?大丈夫?
どこか痛い?」
「っ・・・
し・・心配なんだ・・
小さい時からずっと見てきたA・・・
再会したのに、元気じゃなかったA・・・
この間、手術が予定より伸びたって泣きそうな顔で言ったんだ。
必死で泣くのを我慢してた。。
A・・
会いたいよ・・・」
肩を震わしながら泣いてるヒョン・・
「ヒョン・・
僕、ヌナのこと探してみるから・・」
そんな事しか言えなくて、ヒョンのこと抱きしめてあげた。
滅多と人の前で泣くことしないヒョンなのに・・
こんなにも弱くなってるヒョン。
ヌナに何があったんだろ・・
こんなにもヌナのこと・・・
妹みたいにヌナのこと思ってたヒョンは、もうそうじゃ無くなってたんだね・・
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作者名:みいこ | 作成日時:2014年10月12日 21時