なり!21※過去編 ページ23
よし。では、凛月との出会いを説明して進ぜよう。
それは、僕が、小3の時の話。
その頃、僕はクラスのみんなとも親しくて、こんな、口数も少なくなかったし、友達もいっぱい居た。
だけど、ある日。
隣のクラスの友達と遊ぶ約束をしていた。
うちのクラスは終わるのが遅くて、終わってすぐその子のクラスに行った。
そしたら、その子が居なくて、他の子に聞いたら、他の子と遊ぶから先に帰った。って言っていた。その時、僕はすごくガッカリした。
前にもそんなことがあって、どん底に突き落とされた時に手を差し伸べてくれたのがその子だった。
なのに、そんな事しないと思ったのに、君なら裏切らないと思ったのに。
その後、愕然としながら、下駄箱へ行って、靴を履き替えて、帰ろうとしたら、丁度その子が他の子と、遊ぶ計画を立てていた。
僕は、その時、イライラしてて、その子と関わりたくなかったので、見つからないように、そーっと行った。
そしたら、
「あ…」
気づかれた。
そしたら、
「待って!」
ランドセルを掴んで来た。
ねぇ、なんで自分が酷いことをしたのに、そんな風に普通に接してられるの???
「やめろ」
僕はそいつを、
゛拒絶 ゛した。
その光景を見ていたのが、
凛月だった。
凛「俺が、君を助けてあげる!
俺は絶対に裏切らないよ!」
僕はこいつを信じようと思ったんだ。
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作者名:黒鷺夜@国見は俺の嫁。 | 作成日時:2017年5月23日 17時