とある夜の話 ページ2
ガ「俺たちの勝ちだ」
貴「さっさとカードを渡せ」
僕の隣で自身の勝利を告げている兄さんカード狩りは僕達の要求通りすぐさまカードを返した
これは明日学校で元の持ち主である下級生に返す
ガ「帰るぞアビゲール」
兄さんが自分のバディのアビゲールを呼んだので僕も自身のバディであるシャドウを呼んだ
貴「シャドウ帰るよ」
すぐにシャドウはＳＤ化して僕と並んで歩きだす
少し歩いて着いた先は僕たちが暮らしている廃工場
ア「ガイト最近カード狩りの人数が増えてないか？」
ガ「…何人来ようと俺たちが倒す運命だ」
アビゲールの言うことももっともだここ最近カード狩りの人数がかなり増えている
兄さんもほとんど休まずにファイトしているし疲れても何ら不思議ではない
貴「兄さんたまには休んだら？」
そう促してもいつも
ガ「余計な心配はするな」
と片付けられてしまう
兄さんはいつも真面目だでも無理をするのはよくないそう思っていると
シ「ガイトAの言う通りだ倒れてしまっては意味がない」
シャドウが肩を持ってくれただけど兄さんは「考えすぎだ」としか言ってくれない
でもきっと僕達を心配させないようにと返した言葉なのだろう
兄さんはいつの間にかデッキ調整を終えていた
僕は火の後始末をして先に横になっていたシャドウとアビゲールに自分の上着をかけた
今日は少し肌寒いいくら黒竜といえど寒さは感じるだろう
貴「おやすみ兄さん」
ガ「あぁおやすみ」
そう言って僕も横になる
(やっぱり少し寒い……)
そう呟きながらもうとうとしていると突然体に何かがかけられた
貴「？」
兄さんの上着だ
僕は兄さんに小さくお礼を言うと空を見上げた
空に星は無く
凛とした美しい三日月が夜を照らしていた
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カノン - 私もガイトが大好きです。これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2018年9月1日 11時) (
レス) id: 9c51a6b60e (このIDを非表示/違反報告)
みっかり(プロフ) - すみません！おしえてくださってありがとうございます (2018年3月3日 10時) (レス) id: fee40171af (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月26日 23時) (レス) id: b2815d0936 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜団子 | 作成日時：2018年2月26日 23時
