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『ほら、行こう？』
一歩前に出て
まだ動かない広臣に手を差し伸べる
「うぅ〜、ずるい、、」
なぜか呻きながら俺の手に手を重ねる
『え？笑』
「俺より３歳も年下のくせに、かっこよすぎるって言ってんのっ！」
重ねられた指を絡め、
俺の方に引き寄せると、そんなことを言われた
『ふふ。ありがとう？笑』
誉め言葉として受け取っとくよ。笑
それから、
他愛のない話をしながら
HIROくんに指示された場所へと向かう
歩いて行けないこともないけど、
篤兄から早く来い、と急かされたから
事務所を出てすぐのところでタクシーを拾った
その間ももちろん
指は絡められたままで
タクシーに揺られること
十数分
運転手さんの声が聞こえて
振動が止まる
窓から外を覗けば
HIROくんに教えてもらった名前が目に入る
『あ、ここだね。』
降りるよ、と広臣に声を掛け
開いたドアから足を下ろす
店に入れば
店員さんが近づいてきて
皆がいるところへと案内してくれた
扉が開けられると、
目の前に広がるのは
大切な家族たちの笑顔
「お！来た来た！」
「待ってたよーー！」
「おいおい！恋人繋ぎしてラブラブアピールかー？笑」
若干ウザがらみされてるけどね笑
『ごめんね、お待たせ。笑』
「お疲れ様です！」
部屋に足を踏み入れ、
皆に声を掛けるとHIROくんが来た
「相変わらず幸せオーラがすげぇな。笑」
『ふふ。幸せだもん。笑』
広臣に「ね？」と同意を求めると、
にっこにこに笑顔で頷いた
「あははっ！幸せそうで何よりだよ。笑」
「おーい！二人ともレモンサワーでいいか？」
そこに、いつも通りのハイテンションで
TAKAHIROくんが入ってきた
「あ、はい！真翔もいいよね？」
『うん。』
「ほら、主役はこっちだ。笑」
HIROくんとTAKAHIROくんに促され、
ど真ん中の席に座らされた
NAOTOくんがレモンサワーを持ってきてくれて
HIROくんが前に出る
「よし！じゃぁ、主役も来たところで、乾杯しましょう！
と、言いたいところですが、今日は二人のアニバーサリーなので
今年の抱負を二人から言ってもらいたいと思います！」
思わぬ言葉に広臣と顔を合わせる
「ほらほら、前出ろ！笑」
俺たちの隣に座ってた篤兄に背中を押され、
HIROくんのいる場所へ二人で出る
少し段差があるから
広臣の手をとる
すると、
そこかしこから冷やかす声が聞こえる
それに微笑むHIROくん
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kyoko(プロフ) - どのお話しもいつも楽しく読ませて頂いてます。腐の世界のパスワードを教えて下さい。 (2020年3月28日 10時) (
レス) id: 119c421020 (このIDを非表示/違反報告)
唯壱(プロフ) - コメント失礼します！2のRIKUさん希望です!! (2020年3月11日 22時) (レス) id: 9491b6fc12 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 2のRIKUさんがいいです！お話投稿頑張ってください！ (2020年3月11日 21時) (レス) id: 0263773771 (このIDを非表示/違反報告)
ライム - あとアンケートの岩田剛典君がいいです!!あんまこのコンビでは書かれていないので.........。 (2020年3月11日 19時) (レス) id: 73c5786c3d (このIDを非表示/違反報告)
ライム - miiさん» 分かりました!!これからも更新とか頑張ってください！ (2020年3月11日 19時) (レス) id: 73c5786c3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SAINTLAURENT | 作成日時：2020年1月1日 20時
