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しばらくすると、
大好きな声が降ってきた
「RIKUさん！お待たせしました！」
顔をあげると、
荷物をもってまだ少し湿ったさらさらな髪を揺らしながら
俺を見つめる壱馬の姿
『ううん。大丈夫。笑
行こっか？』
「はい！」
スタジオに残ってる人達に
「お疲れさまでした〜」と声を掛けて
外に出る
『食べたいものある？
壱馬の好きなもの食べに行こ。』
「えー、迷う、、」
『んー、じゃぁ、寿司か焼肉かどっちがいい？』
迷い始めた壱馬に二つに絞って
どっちがいいか決めてもらう
「んー、寿司、っすかね、、」
『ふふ。寿司好きだもんね。笑
いいよ。いこっか。笑』
俺が知ってるお寿司屋さんに歩いて向かう
その間にも他愛もない会話をして、
沈黙になることはなかった
お店について
個室へ案内してもらい、
店長のおすすめコースを頼む
「楽しみ〜」
ウキウキしながら寿司が来るのを待つ壱馬の姿は
まるで子供の様で
今のうちに言っちゃおうかな、、
でも、もし振られたらこの後の時間気まずいよな、、
「RIKUさん？」
そんなことを考えていたら
向かい合って座っている壱馬から
心配そうな声が聞こえた
『ん？』
「なんか、ありました？」
元気がなくなった気がする、、と言った壱馬に
何でもないよ、と首を振る
それでもまだ、
俺を窺うように見つめる壱馬
その瞳に吸い込まれるように、
机に身を乗り出して、
壱馬の唇に自分のそれを押し付けた
柔らかっ
頭の中はなぜか冷静で
唇を離して
壱馬の方を見ると
顔を真っ赤にして目を見開いていた
その姿を見て、
俺はやっと自分のしたことを理解した
『っ！、、ごめん！忘れて、、』
俺は、、もう、
何やってんだ
思わずうつむいてしまい、
自分のやったことを後悔していると、
小さく何かをつぶやく声が聞こえた
この部屋にいるのは俺と壱馬だけだから、
もちろんその声の主は壱馬しかいない
そっと顔をあげると、
まだ赤みがひいていない顔で
俺を見つめて、もう一度口を開いた
「忘れられるわけ、ないじゃないですか、、！」
『、、え？』
「期待させること、しないでください、、、」
待って、
どういうこと？
期待させること、って、、、
『それって、、、』
「好きなんです！RIKUさんのことが！」
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kyoko(プロフ) - どのお話しもいつも楽しく読ませて頂いてます。腐の世界のパスワードを教えて下さい。 (2020年3月28日 10時) (
レス) id: 119c421020 (このIDを非表示/違反報告)
唯壱(プロフ) - コメント失礼します！2のRIKUさん希望です!! (2020年3月11日 22時) (レス) id: 9491b6fc12 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 2のRIKUさんがいいです！お話投稿頑張ってください！ (2020年3月11日 21時) (レス) id: 0263773771 (このIDを非表示/違反報告)
ライム - あとアンケートの岩田剛典君がいいです!!あんまこのコンビでは書かれていないので.........。 (2020年3月11日 19時) (レス) id: 73c5786c3d (このIDを非表示/違反報告)
ライム - miiさん» 分かりました!!これからも更新とか頑張ってください！ (2020年3月11日 19時) (レス) id: 73c5786c3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SAINTLAURENT | 作成日時：2020年1月1日 20時
