壱馬くんの愛され日記

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「あ〜頭いてぇ、、
てか、何でおるん。」



はぁ？



『どこかの酔っ払いが帰らせてくれなかったんでしょ。
珍しく潰れて、俺大変だったんすから。』




昨日の
俺と飲みに行ったあとからの記憶が
全くないらしい壱馬さんに

少し怒るように
昨日のことをすべて話すと、



「うわ、マジ？それはごめん。
お詫びに今度焼肉おごったるから、許して。
その雄大さんにも、お礼にまた店行こ、、」




そう申し訳なさそうに
言ってくる壱馬さんに




「よっしゃ、いいとこお願いします。
あと、雄大さんとこにもまた一緒に行きましょうね。」




『ん、行こ行こ。』




と、いつもの笑顔で
笑って答えてくれた




でも、




「あ〜、マジ頭痛い、、、
俺そんなに飲んだか、、」




って頭を抱えるから




『ちょっと待っててください、
薬ありましたよね？持ってきます。』




この前壱馬さん家に来て
拓磨や陣さん、翔平さんとかとタコパしたとき、



その時は
俺が飲みすぎて
頭痛に襲われたから



壱馬さんに
薬を出してもらったのを思い出して、


リビングの救急箱からその薬と
冷蔵庫から水をとってきて



また寝室に戻って渡す




「あ、サンキュ。助かる。」




錠剤をサッと水で流し込むのを見届けると、




『じゃぁ俺、準備しに一旦家帰りますね。』




と言って、
自分の荷物を持とうとすると、




「え？帰んの？
ええやん、一緒の仕事なんやし一緒に行ったら。
シャワーも服も貸したるよ。」




そういってくれるから、

正直、家帰るのちょっとダルイな、、、って
おもってたとこだし




『じゃぁ、いいっすか？
マネージャーに壱馬さん家にいるって連絡してきます。』



「ん、ええよ。
マネに連絡したらそのままシャワー浴びてき。きがえおいとくから。」




『あざっす。』

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