検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:122,128 hit

ページ32

Makoto



『ちょっと壱馬さん。飲みすぎです。』


壱馬さんの手元にある
グラスを取り上げると、


「あっ、かえしてや〜まこと〜!
まだ飲むの!」


『だから、飲みすぎですってば。
水もらってくるんで、ちょっと待っててください。』



今日は久しぶりに
俺の知り合いがやってる居酒屋に
壱馬さんと二人で飲みに来た


仕事終わりで
疲れてたからなのか、

それとも
何か嫌な事でもあったのか、


いつも以上にピッチが速い壱馬さんは、
飲み始めて数時間で
べっろべろになっている



あの人、
普段お酒強いからこんなになること

滅多にないのに、、、



そんなことを思いながら
壱馬さんと居た個室を出て

知り合いがいるカウンターに向かい


『雄大さん、水ちょうだい。』


調理している後姿に
そう声を掛ける



「おう、ちょっと待ってな〜」



高校の先輩で、

お調子者、だけど

優しくて、
周りにちゃんと気が回って、

料理ができて
歌もうまくて

そのうえ、
イケメンと言われる顔面を持っている



そんな完璧男の雄大さんは
腰に巻いた黒いエプロンで濡れた手を拭き、


グラスに水を入れてくれる



「はいよ、楽しんでるか?」


『ありがとう〜。うん、楽しんでるよ。
連れ、べろべろで潰れそうだけど。笑』


「ははっ、だから水か。笑」


『そう。笑
あ。もうちょいで多分会計に来るから、準備お願いします。』


「はい、了解。」



軽く会話を交わして
また個室に戻ると、


酒の入ったグラスを持ったまま
机に突っ伏していつ壱馬さんの姿が目に入る



はぁ、もう、、、
いつもはこんなに手かからないのに、、、



『ちょっと壱馬さん!起きて!』



「んぅ、、、?まこと、、?」



うっすら目を開けて
俺を視界に映すと、


ふにゃっとした笑顔を浮かべて、



「まこと〜、、、」



というから、



『はいはい、慎ですよ。起きてください。
水、もらってきましたから。』



壱馬さんの隣に座って
体を起こさせ、


酒の代わりに
貰って来た水を持たせる



『はい、飲んで。飲んだらもう帰りますよ。』



グビグビと喉に流し込む壱馬さんを横目に
机の上を片づけ始める



すると、




「え〜もう帰んの?もう一軒いこうや〜」



と、言い始めた




何言ってんの、、




『壱馬さん、もう酔ってるじゃないですか。
これ以上はダメです。明日に響きますよ。
午後からって言っても仕事はあるんですから。』




なんか、、、
母親になった気分、、、

▽→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (125 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
396人がお気に入り
設定タグ:川村壱馬 , EXILETRIBE , THERAMPAGE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

涼臣壱(プロフ) - コメント失礼します。宜しければ、腐の世界のパスワードを教えていただきたいです。お願いします。 (8月21日 23時) (レス) id: cb1ac614d3 (このIDを非表示/違反報告)
倖結 - パスワード教えて欲しいです🙇‍♀️🙏 (2023年4月22日 21時) (レス) id: 6e4d351975 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - パスワード教えて欲しいです🙇🏻‍♀️ (2023年4月11日 17時) (レス) @page28 id: e2df81d541 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 腐の世界のパスワード教えてもらえますか? (2020年8月8日 16時) (レス) id: 8630041e22 (このIDを非表示/違反報告)
真由 - 甘やかされる壱馬くんかわいすぎました!あと新世代ではなく新時代のピュアシンガーです! (2020年8月4日 4時) (レス) id: 511533d2cb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:SAINTLAURENT | 作成日時:2019年7月25日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。