壱馬くんの愛され日記

慎 ページ12

リクエストの前に、
先日誕生日を迎えた壱馬と弟のお話を、、


すいません

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makoto side




仕事が終わって、
恋人の壱馬さんと一緒に家に帰る




付き合って１年半、
同棲し始めて１年目




仕事もプライベートも順風満帆


なんの文句もない生活をしていると思う





そんな今日は、７月２９日


そう、俺の誕生日



だからか、今日は壱馬さんが朝から俺よりご機嫌で
帰り道も奇麗な鼻歌を歌っていた笑




「ただいま、おかえり！」



『おかえり、ただいま笑』




いつもこんなこと言わないのに、
にっこにこの笑顔で言われちゃぁ
俺も合わせないとだめでしょ笑





『どうしたんすか？今日めっちゃご機嫌っすね？』





「当たり前やん！慎の誕生日やで？嬉しいやん！」





『俺の誕生日なのに嬉しいの？笑』




「慎の誕生日やから嬉しいの！
好きな人の誕生日やもん！」




こうやって、さらっと俺が喜ぶことを言っちゃうんだよね



どれだけ俺を惚れさせる気ですか、壱馬さん





「あ、そうだ！ケーキ買って来てん、きのう。食べへん？」



『え、食べます！』




いつの間に、、、



夜は仕事終わりに食べて来ているから、
手を洗ってすぐにケーキを出した




「慎、皆に祝われてホールケーキとか一杯食べてると思うから、
ショートケーキね？」



『ありがとうございます！』




壱馬さんが準備してくれて、
ソファに隣り合って座る




壱馬さんに手渡されたケーキは、
奇麗な色をしていて、装飾もあるけど、シンプルなケーキ




「このケーキ、なんか慎っぽいなって一目ぼれした笑」




『そうなんですか？これ、俺っぽいんすか？笑』



「うん、慎っぽい笑」




『ふふっ、いただきます！』



「いただきます！」




フォークで一口に切って、
口に運ぶ




「『ん、うまっ！、、、、ふふっ』」




そろった声に、
思わず顔を見合わせて笑いあった




あっというまにたべ終わると、
壱馬さんが立ち上がった




「ちょっと待っとって？」



『え？はい。』





壱馬さんは、リビングから繋がっている寝室に入って、
何かを後ろに隠しながらすぐに出て来た




「はい、これ。」




『え？』




「開けてみて？」

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