水浴び ページ45
Aside
水浴び場を借りて水浴びした。
水の出し方が分からなくてお湯で水浴びをしたことに少し罪悪感を覚えたが。
あと、何かポンプのようなものに入っていた薬品を少し使わせていただいた。
手に取り擦ると泡立つ不思議な薬品。
泡は汚れを取ってくれると最後のママから聞いたことがあったため、それを頭に付けて洗った。
最初は泡立たなかったが徐々に泡立つようになり、最後に泡を流すと頭が軽くなったような感じがした。
高級な薬品だったら切腹しよう。
そんなことを考えながら水浴び場を去った。
水浴び場を出るとナワーブさんが起きていた。
『おはようございます、ナワーブさん。』
ナ「あぁ、おはようA…って、お前頭乾かしてねぇのかよ…。」
ナワーブさんは私の髪の毛を見るとそう言った。
『基本自然乾燥ですが…』
ナ「お前女なんだからドライヤーで乾かした方がいい。そこの機械取ってこい、乾かしてやる。」
そう言われたので近くの机に置いてあった何か不思議な機械を手に取ってナワーブさんに渡す。
それを受け取るとナワーブさんは自身の膝の上に私を座らせるように促したので私は座らせて頂くことにした。
ﾌﾞｫｵｵｵ､という物凄い音が止んだかと思うと自身の髪の毛は乾ききっていた。
『凄い…どらいあーって凄いですね！』
そう言うとナワーブさんはドライヤーな、と少し笑いながら返事をしてくれた。
ナ「最後は髪の毛をくくって…おし、出来たぞ！」
ナワーブさんが髪の毛をくくってくれた。
『何から何までありがとうございますナワーブさん！』
綺麗に結ばれた髪の毛をかがみ？というものを使って眺めてからお礼を言う。
人に髪の毛を結んでもらうなんて何年ぶりだろうか。
ナ「気にすんなって、ほら朝飯食いに行くぞ！」
ナワーブさんに手を引かれて部屋の外へ出て行った。
昨日リッパーさんと来た食堂というところに着く。
部屋の中に入ると一旦ナワーブさんと別れて私は近くの席に着いた。
隣には不思議な眼鏡らしきものをしたおじいさんが座っていた。
今まで会ったここにいる人はみんな優しいからと勇気をだしておじいさんに挨拶をしてみた。
『お、おはようございます…！』
？「ん…なんじゃ？新入りか？」
声をかけるとおじいさんがこちらを見ながらそう聞いてきた。
『はい、昨日入った新入りの精神異常者です！よろし───』
？「お、お前がわしの孫か！！！」
精神異常者という言葉を聞いた瞬間おじいさんが元気になった。
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M(プロフ) - ぐうたら猫さん» 報告ありがとうございます！最近更新してないのに読書して下さりありがとうございます！！！修正しておきますね (2019年7月6日 0時) (
レス) id: 07364ca25c (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - ニャッスニャッス！誤字があったのでご報告に来ました。 祭司と占い師の中間、ハスターsideの台詞で信仰が進行になってました！ (2019年6月14日 1時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - コメント再度ありがとうございます！！！こちらこそ美味しいネタ提供ありがとうございました！！！！！ごちそうさまです！！！！！ (2018年12月25日 20時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - 美智子姐さんとヴィオレッタ嬢との絡み、めっさ可愛いです♪ バル爺ちゃんとの関係最高っした！ (2018年12月22日 10時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ぐうたら猫さん» コメントありがとうございます！！！！じぃじと孫娘！？………良い関係だ……………。そのように書かせて頂きますね！ (2018年12月2日 16時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2018年10月13日 1時
