過去のお話。2 ページ19
貴方side
頭に来るを通り越して呆れた。軍人のくせに何を言っているんだろうって。
『だから、侵入者が命乞いをしてて腹がたったんだ。前世で私が居た軍の奴らに重なって。』
shp「そんな事.....2年も抱えてたのか？.....1人で？」
『はは、でもこんな事言っても頭がおかしいやつだとしか思わないでしょ？』
cn「でも！相談くらい、してくれても......。」
『2人には心配させたくなかったから。2人が中3の時は受験で忙しそうだったし、高１って1番楽しい時期でしょ？そんな時期を私のせいで心配させたくないよ。』
私がそう言うと涙目になって私を抱きしめる2人。
gr「.....A。その相手国って名前は分かるか？」
『.....どうしても言わなきゃ、ダメかな？』
gr「無理にとは言わない。しかし覚えているのなら教えてくれないか？」
『多分、だよ？正確に覚えているわけじゃないし、何より2年も前のことだし。確か、______我々国、だった気がするんだ。』
会議室に集められた全員が息を呑むのが分かる。
tn「それ、ほんまか.....？」
os「我々国って、俺、達？」
『そういう事に、なるかなぁ.....はは。』
なんでだろう。涙が出てくる。私を抱きしめる2人の力が強まった気がした。
『ごめん、ね。みんなのせいじゃ、ないのに。』
どうしても涙が止まらない。
shp「っ、A。ごめんな、ずっと、気づいてやれなくて.....。」
cn「ここが我々国って聞いた時驚いたろ？ごめんな、ほんとに、ごめんなぁ。」
『2人の、せいじゃないって。大丈夫。私は、大丈夫、だから。』
gr「.....A、Aが居た国はなんて名前か分かるか？」
『ごめん、そこだけがどうしても思い出せないんだ。』
gr「そうか.....。」
それからしばらく部屋には私達3人と数人のすすり泣く声が響く。やっと落ち着いてきた時、私は口を開く。
『今日私が前世の話をしたのは、隠し事をしたくないから。隠したままみんなと接したくないから。もっとみんなと、仲良くなりたいから。』
やばい、さっきやっと引っ込んだ涙がまた溢れてくる。
『だからっ、気まずい、とか思わないで、欲しい.....。』
震える声を何とか抑える。
『これからも、仲良く、してくれますか.....？』
ut「っ！当たり、前やろ！！嫌って言っても仲良くしたるかんな！」
kn「せ、せやで！勝手に離れていくのは俺が許さへんからな！！」
sha「お、俺だって、やっと仲良くなれたんやから、勝手に壁作らんといてな！！」
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みるくてぃー(プロフ) - 喰べれる夢さん» ありがとうございます！そうですね、次の更新時に付けようと思います！わざわざ教えてくれてありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年4月28日 12時) (
レス) id: 74d69f8fb6 (このIDを非表示/違反報告)
喰べれる夢 - 読んでて楽しいし面白いです…！ 「癒しの少女」の前か後に【wrwrd】や【d！】みたいのを付けた方が良いんじゃないでしょうか、何か理由があり付けて無いのなら申し訳ございません。(急にすみません) 更新頑張って下さい！ (2020年4月28日 2時) (レス) id: 582bb38728 (このIDを非表示/違反報告)
mikity2078(プロフ) - kizu0905mさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年1月13日 0時) (レス) id: 74d69f8fb6 (このIDを非表示/違反報告)
kizu0905m(プロフ) - めちゃくちゃ好きや……………お前プロかぁ??←何言ってんだこいつ……でも凄くこの小説好きっス!!これから更新頑張ってください!! (2020年1月12日 21時) (レス) id: 6deabcdde1 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - 発狂wwあ、更新されていた小説見ました！最後のシッマ、シャオちゃんの会話？面白かったですw (2020年1月7日 22時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー | 作成日時：2020年1月2日 22時
