光る、笑顔 (ページ30)

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友達とは駅での待ち合わせ。

今私は友達を待っている。
これは来た時にカップルなどがするあの会話をしないといけないのかと考えるが、まぁ友達はそういうの好きだから付き合ってあげようと思う。

スマホを弄るふりをしながら色んなことを考えていて視界の端から大好きな友達の姿が見えた。

｢お待たせ〜！待った、？｣

来た。これがカップルとする会話の始めか。よし私も頑張るぞ。

和｢ううん、今来たところ。｣

｢そっか、和。いい女って感じするね。｣

和｢急になに笑…日菜こそ可愛くなったね｣

日菜｢んふふ、照れるっ！｣

今年で11年目の友達、水城日菜は昔から女子力が圧倒的に高くて何故私なんかと遊んでくれているのか何百回も聴いた覚えがある。

ミルクティーベージュ色の髪の毛を高めに結びポニーテールに。後れ毛を緩く巻き、前髪は今流行りのシースルー前髪。可愛いゴールドのピンを付け、メイクはピンクブラウンで決める。

こんなの私なら出来ない。日菜すごい、てか今の女の子全員が師匠と呼びたいぐらいだ。

日｢で？なんでこんなに久しぶりに私なんか呼んでくれたの。｣

和｢会社の人達と遊園地に行くことになって、服を最近買ってなかったから日菜と一緒に選んだらいいかなって。｣

日｢えぇっ！？彼氏と！？｣

和｢んんん？？待って、一旦静かにして。｣

ここまで説明したのに彼氏と！って、流石。赤点常習犯だっただけあるね。

歩くのをやめもう一度説明する。そしたらやっと理解してくれてちゃんと言ってよ！なんて逆に言われる。

いや、貴方のせいだよ。