光る、笑顔 (ページ25)

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#24 ページ25

岩｢え、どうした？隈凄いけど、｣

和｢少し寝不足で…｣

佐｢大丈夫でやんすか？？今日の仕事は無しで…｣

深｢それは無理だよ〜幾らなんでもねぇ双葉、頑張って！｣

皆さんは心配してくれたが私は仕事をする為に来たのだ。
有難みをもって椅子にドンッと座った。

深｢ぁ、じゃあ、双葉この資料取ってきてくれないか？｣

和｢はい、分かりました。｣

取りに行く資料はこの階から3階下、階段からしか行けない階。

恐る恐る下っていくが、気が抜けたのか階段を踏み外してしまった。

佐｢っぶな、！｣

確か佐久間先輩が助けてくれたんだ、、後で…お礼をしないとー……

和｢ん…ここは？｣

佐｢…医務室だよ｣

覗き込んで来たのは助けてくれた佐久間先輩だった。
この階には保健室の様な小さい医務室があり、応急処置などはここで行う。

和｢助けてくれて…ありがとうございました。佐久間先輩は仕事に戻って下さい｣

佐｢別に、無理しないで。それと……俺が、いたいから…いるんだけど、｣

そう言うと佐久間先輩は顔を逸らし、少し耳を染めていた。

和｢っふふ、｣

佐｢なんで笑ってるのっ、｣

和｢いえ、、凄く嬉しいなって。傍にいて下さい？｣

私も恥ずかしくなって、顔が熱を帯びていくのが分かる。
そして手に触れた感触がして、見なくても分かった。

好きな人の………手だと。