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｢そしたら、俺とー……｣
その言葉に時が止まった様に聞こえた。
正直吃驚した、初めてドキドキしてる…
｢色、付けに行かない？｣
和｢…ど、どうやって？｣
女の子らしくない返事をしてしまった。それに対して佐久間先輩はクスクス笑った。
佐｢んふ笑、着いてきたら分かるよ。行こ？｣
和｢っ、はい！｣
付いてきたら人が沢山居る場所に来た。
佐｢ここ人多いからはぐれないでねーっ！｣
和｢わぁ…｣
佐｢まぁ、いっか。ちょぉーっと待ってて！｣
少し待っていたら…
佐｢ゲット出来たぁー！！｣
和｢おめでとう、ございます？｣
佐｢ありがと！いやーっやっとだわ〜｣
和｢待ってたんですね｣
目の前の佐久間先輩はいつもの人じゃなくて、素の佐久間先輩を見ている気がした。
佐｢ぁ、ふたちゃんもありがと。ちょっとは楽しいって思ってくれた？｣
和｢また来たいです！｣
佐｢やったね〜じゃあ、また着いてきて？｣
和｢いいんですか？｣
佐｢オレはふたちゃんと一緒に色付けて行くの。だからオレといないと。またあんなことになっちゃうでしょ？｣
脳裏にこびりついた景色が浮かんでくる。
佐｢ごめん嫌だったね。帰ろ？｣
和｢うん…｣
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作者名：せいうん | 作成日時：2021年10月17日 1時
