距離が近い！！ ページ17
いづみ｢じゃあ、一応私からも連絡させてもらっていい？｣
幸｢わかった。ちょっと待って｣
幸はそう言い、スマホを取り出した。
そんな様子を見ていると、至が携帯をいじっているのが目に入った。
『至？何してるの？』
至との距離を近づけてそう言った。
至｢ん、今からガチャ引くとこ｣
『至、ガチャ運は悪いんじゃなかったの？』
ふと画面を覗き込んだ時、ありえないダイヤの数が目に入った。
『え……』
至｢どうかした？｣
『何その数？』
スマホの画面には触らず、ダイヤの数を指さす。
貯めたとか言うなら正直に感心しよう。
至｢あー、大人のカードを使っただけだけど？｣
『子供からしたら夢のような事だね。
それをサラッと言う至をある意味、尊敬するよ』
至｢そう？｣
至はそう言い、画面をガチャのトップ画面に切り替えた。
そして、私にスマホを差し出してきた。
『なに？』
至｢え？引いてくれないの？｣
『いや、なんで……』
至｢引くために来たのかと思ったけど｣
『そんなわけないでしょ』
至｢あ、狙ってるのはこれだから｣
そう言われて画面を見ると、そこには黒い髪の美少女のイラストがあった。
『好きなの？』
至｢…は？｣
『ごめん、冗談』
至｢今回のイベの特攻で一番強いから欲しいだけ｣
『……何出ても文句言わないでね』
私はあらかじめ至に釘を刺し、画面をタップしようとしたけど、それはある人物によって遮られた。
？｢あー！｣
『わぁっ！？』
声のした方向を見てみると、一成が私たちに指を指しながら口を開けていた。
至｢ちょっ、カズ？どうしたの？｣
一成｢近くない！？｣
いつもの古いへんな言葉がなくてびっくりしたけど、それよりも一成が言ったことの方が私にとっては重要性があるものだと感じた。
『近い…？』
私は上を見上げてみると、すぐ近くに至の端正な顔があった。
『っ！！』
至｢ちょっ…｣
私は至にスマホを押し付けてすぐさま離れた。
『……至、ごめん』
至｢ふーん、照れたんだ｣
『大声で言わないでくれる？』
一成と至が大声を出したせいで皆がこちらを向いていた。
至｢あ、そうだ。A｣
『……何？』
至は私との距離を近づけ、私の耳元でこう囁いた。
至｢このキャラが欲しいのはAに似てるから。
俺が攻略したいな…｣
『っ！？』
至｢なーんて｣
至｢(まぁ、ほんとの事だけど)｣
『バカ、じゃないの……？』
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かはら - ろいさんの作品大好きです！頑張ってください！ (2021年1月4日 16時) (
レス) id: 2f778f3504 (このIDを非表示/違反報告)
クリスティ38(プロフ) - 曲がりなりにも助監督にたいして、口がわるすぎないですか天馬。そこからの、流れも違和感あるし少し読んでて不快でした。 (2020年3月10日 22時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
れるりく(プロフ) - あっいや修正中ですね！？すみません！！すっごく前からこの作品見てます！好きです！！ありがとうございます！！ (2020年2月8日 17時) (レス) id: d5b76f9b62 (このIDを非表示/違反報告)
れるりく(プロフ) - 更新再開したんですか！？まじですか！？ (2020年2月8日 17時) (レス) id: d5b76f9b62 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花さん» はい！よろしくお願いします！ (2018年7月6日 0時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろい
| 作成日時：2018年5月20日 19時
