予言は当たる ページ24
真澄｢うざい｣
その一言だけで、ファン？を交わしていく碓氷君に軽く感心する。
｢ねぇ、喋りかけられた！？｣
｢やばい、目が合ったんだけど！！｣
いや、絶対に偶然でしょ……そう思いながらも口には出さず、無言を突き通す。
それより、碓氷君がこっちに向かって来ているのは気のせいかな？
真澄｢ねぇ。なんで今日の朝、置いていっ…｣
私は碓氷君の声と被せてこう言った。
『碓氷君？ちょっといいかな？』
私は席を立ち廊下の方へ誘う。
碓氷君は荷物を机に置き、大人しく廊下に出てくれた。
真澄｢…何？｣
『朝、一緒に行く約束はしてないからね？』
真澄｢条件反射で一緒に行くのかと思ってたけど｣
『それは咲也さんも？』
真澄｢そうだけど｣
嘘だって言ってほしいんだけど…でも、碓氷君は見た感じ嘘はついてないし。
『私は一緒に行きたくないかな』
真澄｢なんで｣
『……目立つから』
真澄｢は…？｣
『目立つのは、好きじゃない』
真澄｢アンタの意思は関係ないから。とりあえず、明日から一緒に登校だから｣
『え……』
私の驚いている声を気にもとめずに、碓氷君は教室に入って行く。
『意思を無視って、横暴なの？』
今はとりあえず、クラスメイトの探ってくる視線をどうにかしようか。
いや、もういいかな。
『めんどくさいし…』
授業中は先生の話なんて一切聞かずに、空を見上げる。ムカつくぐらいの青空だった。
うーん、今日は良くないことが起きそうだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この予言のような事が当たったのか、本当に良くないことが起こった。
時は放課後。私は帰宅途中にヤンキー？みたいなとりあえず柄の悪い男の人、数人に捕まった。
というか、なんで予言が当たるかな。
『ちょっ…離してください』
暴力はダメだし、なるべく穏便に済ませたいんだけど……。
｢は？離すわけねえだろ｣
｢コイツどうする？｣
｢顔も中々だしな…｣
こいつら、調子乗ってるっ！！
『だから、離せって…』
？｢おにーさんら、何してんの？｣
私の言葉を遮ったのは、ミルクティー色のワンレンの髪型をした男の人だった。
同じ制服だし花学生かな？……多分、同級生じゃないけど。
｢あ？なんだよお前｣
？｢俺の事はどうでもいいんだけどさ、質問に答えてくんない？｣
｢チッ、お前らやっちまえ！｣
リーダー格の男の人(私の腕を掴んでいる人)が仲間？に言うと、先輩にかかっていった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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8
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かはら - ろいさんの作品大好きです！頑張ってください！ (2021年1月4日 16時) (
レス) id: 2f778f3504 (このIDを非表示/違反報告)
クリスティ38(プロフ) - 曲がりなりにも助監督にたいして、口がわるすぎないですか天馬。そこからの、流れも違和感あるし少し読んでて不快でした。 (2020年3月10日 22時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
れるりく(プロフ) - あっいや修正中ですね！？すみません！！すっごく前からこの作品見てます！好きです！！ありがとうございます！！ (2020年2月8日 17時) (レス) id: d5b76f9b62 (このIDを非表示/違反報告)
れるりく(プロフ) - 更新再開したんですか！？まじですか！？ (2020年2月8日 17時) (レス) id: d5b76f9b62 (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - 夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花さん» はい！よろしくお願いします！ (2018年7月6日 0時) (レス) id: 221a5d6f5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろい
| 作成日時：2018年5月20日 19時
