【ハイキュー】白鷺さんはがんばらない。

【番外編】 ページ10

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今日は、ばれんたいん。女の子は好きな男の子にチョコを渡すとか超つまんな……こほん。
まぁ、リア充イベントにしか過ぎないよね。

イマドキ、義理チョコだとか逆チョコだとかあるわけだけど。何故かバレー部から猛烈にチョコ欲しいアピールされたから、買ってきたわけですけど。

……味は美味しいけど、見た目アレだから私は作らない派デス。




「はっぴーばれんたいーん」




練習終わりにチョコを全員に渡す、もちろん監督とコーチにも渡した。喜んでくれてたよ。




「あ、待って、白布。白布って普段から貰わないよーにしてるんだっけ？」




多分それは買ってるやつもアウト。実は教室で見ちゃった。白布のことが好きな子がチョコを渡すところ。でも、白布は「基本的に貰わないようにしてる」って言ってたし。




「頂戴」

「え、おわっ、」




なんかグイグイくるね、白布クン。
私の手を掴んで、頂戴とアピールする白布。




「ほら早く、食べたい」




整った顔を近づけてくる白布。なに、チョコ好きなの……？困惑しながらもチョコをあげた。

次は川西。多分真顔で声色だけヘラヘラしながら受け取ってくるって信じてる。




「っ、ちょ、待って」

「耳真っ赤、どしたの？」

「今こっち見ないで」




女子顔負けだね、はい。
頬を赤く染めてチョコを受け取る姿は女子でした。


はい、次は五色。




「五色、集合」

「？？
なんですかっ、Aさん！」

「はい、チョコ」

「！？
え、あっ、えと、あ、あ、ありがとうございます！！！」

「落ち着こ」




皆の反応が予想外すぎてオモロ。
はい、次は先輩たち。ある意味渡せるの？？
まあでも私は渡せるに1票、流石にあの先輩達でもバレンタイン文化はあるでしょ。みんなモテそうだし。




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