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L社職員と不死の神杖 ページ44

A side

この前も言ったかもしれないが、収容所と宿舎は別々の場所にある距離は、そこまで遠くもないし、どちらかと言えば近い方ではある
だが、何故か目的地は近いはずなのに面倒くさてくて行きたくないないみたいな現象が人間1回は起きたと思う
私もそうだ。宿舎に帰るのが面倒くさゲフンゲフン
…疲れそうで嫌なのである

だから、大体は、収容所の仮眠室で寝ている
今日も仮眠室で寝ている
そう、寝ているんだ
寝ていたんだ
なのに、なんで

"人が寝ているんだ?"

目の前には、褐色肌の成人男性がいる
…潜り込まれたのであればすぐに気づくはずなんだがな

…起こすか?けど、まだ夜だ
朝まで2度寝するか
______
コンコンとノックする音がする
もう朝か?早いな

【朝よ。また、宿舎に戻らずここで寝てたの…ね…】

出てきたのは、赤ずきんの傭兵だった

『ん、どうかしましたか?』
【………】

赤ずきんさんは何故か黙ってしまった

【死に晒せ!】

黙った後、すぐに赤ずきんは、銃器を取り出し男性に何発か売った
だが、その放たれた銃弾は見えない物に弾かれてしまった

「…っふわぁ〜。起こすんじゃねぇよ。いい夢だったのに」

銃声で起きたのか少し不機嫌そうだ

【いい夢!?16歳の女子と寝ていい夢!!】
「女?…あ」

男性は、こちらを見て固まってしまった
______
収容所の食堂についた
前には、気まずそうにしている男性と横に赤ずきんが鎌を研いでいる
前の男性は、見たことがある。神覚者のレナトス・リボルだ
まあ、一応確認として聞いておくか

『…えっと。貴方は、不死の神杖(イモータルケイン)のレナトス・リボルさんであっていますよね?』
「そうだ」
『何故、私の【何でAの横で寝ていたの?】…』

話に割り込まないで欲しい

「いや、あの。あれだ、こいつに依頼しようと思って来たら寝てて。んで、何日か徹夜してる俺は、疲れすぎて、んで、寝てた」

…依頼か
みんな、私のことを何でも屋と勘違いしていないか?いや、元はそうなのだが

【寝てた、じゃないわよ!!】

赤ずきんは、机をバンバンと叩いた

『赤ずきんさん。叩かないで下さい。壊れます』
【そういう訳には行かないでしょ!?】

うるさいな

『…今日の夕飯は抜きですね』
【…ッ〜〜!フン!】

そっぽ向いてしまった

『…さて、その依頼内容とは、なんですか?』
「その…亡霊が出るんだよ」
______
追加したよ。2日前の私

・→←補足



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みきりねこ(プロフ) - チョコミントアイスさん» 最高っすねぇ〜 (3月29日 22時) (レス) id: 07c0467348 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス(プロフ) - 好き×好きは最高だぜ〜! (3月29日 21時) (レス) id: 4c4c6fd317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みきりねこ | 作成日時:2024年3月1日 18時

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