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カルドside

1番最初に来たのは八百屋だった
ああ、あの人の

「お、Aか。久し…」
「久しぶりだね、ジョシュア君」

ジョシュア君が凄い嫌な顔をしているが気の所為だろう

「…A、こい「無視しなくてもいいんじゃない?"オーターの酒飲み仲間"さん」………」
『知り合いなんですか?』
「うん…」
『…大変ですね』
「うん…」
「ところで、今日のおすすめの食材はなんだい?サボってもないんだから答えれるよね?」

ジョシュア君は驚いた顔をしたがすぐに営業スマイルに戻った

「えー。今日は暖かく冬のぉ…何だっけ?」
『そんなセールス販売みたいな喋り方になるんですね』
「好きでやってるんじゃないんだよ。おすすめの食材といきなり言われても何もヒントねぇからどう言えばいいかわからん」
『あぁ…』

Aちゃんが遠い目でどこかを見ている
遠い目をしてても可愛いなぁ

「じゃあ。蜂蜜に合う「いや、お前の"蜂蜜に合う"は異常過ぎて分からん」そっかぁ…」
「じゃあじゃあ。甘い物に合うやつ!」

これならAちゃんも喜ぶだろう

「…カルド。こっちに来い」

ジョシュア君がこちらに手招きをしている
それについて行ってみよう
______
「…多分さ、お前。Aのこと好きだろ」

…嘘だろ
自分の顔に熱が集まるのが簡単に分かる

「ぁ、え。ち、ちが「すんげぇ動揺してるからクロだな」ぅえ!?」
「先に言っておく、Aは甘ったるいのは嫌いだ。だから、蜂蜜とか目の前で大量にぶっかけたらドン引かれる」
「え?」

嘘、だろう?
…いやいや。別に本人から好意を向けられなくてもいい、見てるだけでも生きる活力になるんだから!

「…好意を向けられなくてもいいんです。だって、自分の味覚と合うか以前に一目惚れしちゃったんですもの」
「そうかぁ。けど、話しかけられないくらい嫌われるのはやめろよ。結構心にクるからな」
「話したいのはこれだけだ」

……これでいい。これでいいんだ
______
『なんの話を?』
「お前には関係ねぇ。で?買いたいものは?」
『ただ、顔を合わせたいだけだったんで特にないです。カルドさん。次の場所に行きましょう』
「あ、うん」

そう言われ、Aちゃんの方について行った

・→←カルド・ゲヘナと小鳥



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みきりねこ(プロフ) - チョコミントアイスさん» 最高っすねぇ〜 (3月29日 22時) (レス) id: 07c0467348 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス(プロフ) - 好き×好きは最高だぜ〜! (3月29日 21時) (レス) id: 4c4c6fd317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みきりねこ | 作成日時:2024年3月1日 18時

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