L社職員さんが魔法界に来たようです【MASHLE】 (ページ35)

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・ページ35

No side

やっと5本の蝋燭を灯し終えたみたいだ
だが、著者は更に凶暴になったように見える

「………」
『………』

オーターはAを睨み、Aはその視線から目を逸らしている

【@#()*!%&#@&(!*)】
「…謝罪は後で聞きます。今は、目の前のことに集中しましょう」
『…はい』

そしてオーター達は次々と攻撃を躱し、受け、反撃した
＿＿＿＿＿＿
蝋燭の存在は消え、著者は卵のような形になった

「…こいつも幻想体なのか」
『はい』
「お前がいるところにもいなかった奴の情報は何も知らないんだな？」
『はい』
「…………」
『…………』

またまた沈黙が空間を包んでしまった

『これは収容所に持っていきます。では』

そういいAは歩き始めた、が

「…出口はそっちじゃないぞ」
『…………』
＿＿＿＿＿＿
オーターはAと別れ、カルドの所にいた

「おや。もう終わったのかい？早かったね」
「…なんか焦げてるけど、大丈夫？」
「大丈夫だ」

「…1人で解決したの？」
「………」
「やっぱり幻想体の仕業だった？」
「…あぁ」

カルドはオーターに急接近した

「そうかそうか。で？Aちゃんはいたのかい？」
「…あぁ」
「へぇ。君なら、Aちゃんとの協力なんて絶対にしなさそうだけどねー」
「……報告があります」
「あ、話逸らした」

確かに逸らした

「この世界にはあの例g「Aちゃん」…Aがいた所にはいない幻想体がいた」
「他にもいる知らない幻想体がいる可能性がある」
「そう、か。じゃあ今度、Aちゃんとそれについて話して見るよ」
「そうしてくれ」

オーターは去ろうと扉の取手に手を掛けた

「…あ、Aちゃんには優しくするようにね！」
「………」

無視してしまった
＿＿＿＿＿＿
やっとオーターに平穏が訪れた
今回の話はこれでお終いだ。また今度会おう