L社職員さんが魔法界に来たようです【MASHLE】 (ページ25)

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L社職員と炎の神覚者ページ25

Aside

収容所と職員寮は別々の建物にあり、今は職員寮の食堂を使っている
やはり、自分しかいないので1人で食べることになる

たがしかし今日は休日だ
前の世界には休日はなかったのでありがたいと、言いたいところだが何をすればいいか分からない

マーチェット通りに行って武器を観に行くか？書庫に籠って本でも読むか？
迷うな
と、そんなことを考えていると玄関の方から勢いよく扉が開く音がした
＿＿＿＿＿＿
「久しぶり。と言っても１週間程度か」

玄関の前には、ライオさんと糸目の人が立っていた

「ん？この部屋、なんだか明る過ぎないか？」

玄関にはまだ照明もつけていなため、かなり暗いんだがな

「あ、いっけね。このオレが眩しすぎるからか！！」
「オレが眩しすぎて目が潰れるしれんから気をつけてくれ。あ、サングラスかけるか？」
『…かけません』

無駄に自己肯定感が高いな

「今、『無駄に自己肯定感が高いな』と思ったか？この世に無駄な自己肯定感なんてないんだぜ」

なんで見破られてんだ

「こら、ライオ。冗談はそこら辺にしておかないか？急がなけれならないのだろう？」
「あぁ、そうだった。A、休日に申し訳ないが急ぎの任務だ」
『…分かりました。案内して下さい』

休日に仕事を入れる上司は大半謝らないからな、謝るだけでもかなり高得点だ
丁度暇だったし

「もう行けるのか？準備とかは」
『しなくていいです。武器はここに置いてるいるので』
「それならいいんだが、今回は一緒に来る奴がいてな」

糸目の人が前に出てきた

「今回同行することになったカルド・ゲヘナ。よろしく」

カルドさんがこちらに手を差し出している
握手位はするか
こういう社交辞令は大事だろうし

「本来はお前1人で行ってもらうんだが、任務の詳細を話した途端こいつが同行したいとな」
「だって、蜂ですよ？蜂蜜が沢山あるかもしれないじゃないですか」

蜂…
成程、該当したやつがいるな

「いやもう、犠牲者がでているんだが」
『…かなり不味いですね』
「どいつか分かったのか？もう？」
『はい。あと、カルドさん。その蜂は蜂蜜を生み出しません』
「え…」

カルドさんは、それ程蜂蜜か好きなのか膝から崩れ落ちてしまった

「その幻想体はどんな奴何だ？」
『かなり長くなるのでライオさんには書類で伝えます。カルドさんは現地で説明します』
「分かった。ならば案内する」
「魔法で、だがな」

そう言い、自分達の足元に魔法陣が浮き上がった

「健闘を祈る」