34日目 ページ36
em side
Aさんの案内が終わり、しばらく日が経った
彼女もかなりここに慣れたらしく普通に本の借り出しをしている
だが、最近彼女の様子がおかしい
様子と言っても、彼女とは食事と時々喋るぐらいだ
なんならチーノ君がAさんを独占している
その様子というのが、"恋愛小説を多く借りている"
…失礼だが、彼女はそういうのを好まない気がする
いや違うんだ。恋愛物が似合わないと言いたいんじゃない
ただ、彼女は物語なんかより世界史などの本を読んでいる時が1番楽しそうにしてるように見えただけだ
子供が童話を見ている時のような、目がキラキラとしている気がするんだ
…聞いてみるか
前まで女性の前では、喋れば噛む、顔は赤くなる、鼻息が荒くなる
この最悪の三個があったが、Aさんの前ではそんな緊張しなくなった
それに、気軽(？)に話せるまでの関係まで持ち越せた
普通に聞けるだろう。そう希望を抱いて図書館に向かった
＿＿＿＿＿＿
昼食の時間の図書館は元から少なかった人が更に人が少なくなっていた
なんなら私をAさんしかいない
Aさんはやはりキラキラとした目で本を読んでいた
em「…綺麗」
『……あ、エーミールさん』
em「あ"」
何を言ってんだ私は
年下の女性にいきなり綺麗とか、変態じゃないか！！
いやまあ、Aさんは特別派手でもなく、みんなが言う美人とかじゃなくて、なんというか、
『エーミールさん。顔、赤いですよ』
em「はっ！」
またかよ
今度こそ成功すると思ったのに、畜生…畜生…
比較的に普通に話せると思ったのに
『…どうしたんですか？何か要件でも「あります！」…はぁ』
em「そ、その。なんで最近恋愛小説を多く借りてるんれすか！」
緊張し過ぎて声の調節と舌がバカになってる…
ダメだ〜。社会的に死んだ〜。こんなん傍から見たら不審者じゃないか！
『…聞いて何があるんですか？』
em「はへ？」
Aさんはいつも通りの死んだ目になっていたが、どこか違う気がした
こちらをゴミを見るような目で見ていたんだ
em「あ、えと。た、単なる興味です…」
怖い〜
『…そうですか』
『単純なことです。ルビーさんにおすすめされたのを読んでただけです』
em「…そ、そうですか」
em「じ、じゃあ。僕はこれで」
『そうですか』
＿＿＿＿＿＿
なんか、良かった〜。恋とかしてたらどうしよって思っちゃった〜
いやね？どう接せればいいかって言う話だよ？ただそれだけ
zm「エミさん。オモロかったで」
…終わった
続く (更新停止中)
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太陽さん - やったぜ★ (1月5日 20時) (
レス) id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
みきりねこ(プロフ) - 太陽さんさん» 一応がっつり写す予定です。いや、だしますよ (1月5日 19時) (レス) id: 07c0467348 (このIDを非表示/違反報告)
太陽さん - 登場を希望です‼最後に長文コメント失礼しましたm(_ _)m (1月5日 19時) (レス) id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
太陽さん - 一二三_(┐「ε:)_ｽﾞｻｰ 初コメ失礼致します。ｽｩーむっっっちゃかわいい‼ロボトミ僕はプレイしたことないけどプレイ動画をよく見ていて全アブノマが好きで推しと絡んでいるというのが至福過ぎる✨もしよければですけど銀河の子かばっとり君を名前だけでも (1月5日 19時) (レス) @page20 id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
みきりねこ(プロフ) - カフェラテ好きののあ。さん» 知らなくてても伝わっていたなんて嬉しいですね。これをキッカケにロボトミについて知って欲しいですね。 (11月29日 6時) (レス) id: 07c0467348 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みきりねこ | 作成日時：2023年9月16日 21時
