21日目 ページ22
『悔しい？』
cn｢俺って、幹部の人達に比べれば弱い方なんですよ｣
cn｢だから、隊で弱い奴がいたら全員俺と比較されちゃうんですよ｣
一人称が僕から俺に
かなり気が動転しているのかもしくは、今がこの人の素なのかもしれない
cn｢だから、きっと。Aさんは遠回しに弱いって言われてるんですよ｣
cn｢悔しくないんですか？悲しくないんですか？｣
『…』
cn｢…すいません。変な事を聞きましたね。この話は忘れてください｣
黙ることしか出来ない
それは私には答えられない
事実だ、弱いんだ。私は
この人は多分、｢こんな弱い自分と比べられて可哀想｣と思っているのだろう
弱くても
『弱くても、まだまだ伸びしろがあると私は考えています』
『弱いなら弱いなりに、底辺なら底辺なりに生きていけばいいと、私は思います』
実際、底辺みたいな生き方だった
けど、先輩がそう励ましてくれた
｢弱いなりに生きろ｣って
｢まだまだ伸びしろがあると考えろ｣と
cn｢！｣
『まあ、この言葉は先輩が教えてくれたものなんですけどね』
cn｢…あっははは！｣
チーノさんはキョトンとしてから子供のように笑いだした
そんなに面白かったのだろうか
cn｢その先輩、すっごくかっこいいですね｣
『…そうでしょうか？私から見れば酒好きのだらしない人だったんですがね』
契約書もつけずに依頼を受け入れたりするし…
cn｢ていうか、先輩ってどこから来たんですか？｣
『先輩？』
cn｢なんかこう、喋り方とか仕草が年上っぽくて。先輩って言った方が1番しっくりきたので！｣
『…そうですか』
先輩と言われたら、後輩のことを思い出すな
…いや思い出すのはやめようか
『先程のどこから来た話なんですが、今答えれません』
cn｢えー！なんでですか？｣
『コネシマさん達に口止めされているので』
cn｢じゃあ、この事件が終わったら絶対に教えてくださいよね！｣
『はい』
チーノさんはさっきの笑顔よりとても笑っている
この空気はとても、"あの子"と話している時のことを思い出した
思い出すだけでも苦しいのにな
cn｢あと、それと…ぁ｣
『なんですか、チーノさん。…チーノさん？』
後ろ向いてみたら、チーノさんが何者かに引きずられていた
『チーノさん！！』
追いかけようとした
そしたら、頭に鈍い衝撃が走った
手に抱えていたヘルパーを敵がいない所に投げた
『ッ！コネシマさん達に伝えといて下さい！！』
【了解しました】
走っていたヘルパーを最後に自分の意識が遠のいてた
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太陽さん - やったぜ★ (1月5日 20時) (
レス) id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
みきりねこ(プロフ) - 太陽さんさん» 一応がっつり写す予定です。いや、だしますよ (1月5日 19時) (レス) id: 07c0467348 (このIDを非表示/違反報告)
太陽さん - 登場を希望です‼最後に長文コメント失礼しましたm(_ _)m (1月5日 19時) (レス) id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
太陽さん - 一二三_(┐「ε:)_ｽﾞｻｰ 初コメ失礼致します。ｽｩーむっっっちゃかわいい‼ロボトミ僕はプレイしたことないけどプレイ動画をよく見ていて全アブノマが好きで推しと絡んでいるというのが至福過ぎる✨もしよければですけど銀河の子かばっとり君を名前だけでも (1月5日 19時) (レス) @page20 id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
みきりねこ(プロフ) - カフェラテ好きののあ。さん» 知らなくてても伝わっていたなんて嬉しいですね。これをキッカケにロボトミについて知って欲しいですね。 (11月29日 6時) (レス) id: 07c0467348 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みきりねこ | 作成日時：2023年9月16日 21時
