それぞれの誓い ページ38
黒木side
黒「 アジトはまだ見つけていない 」
この情報は嘘だ
アジトなんて、もうとっくに見つかっている
黒「 以上。 」
言わないと判断したのは、
来斗とアーヤのためだ
俺がボスの名前を言った瞬間、アーヤと来斗の顔が
一瞬強ばったと同時に手に力が入って
殺気に満ちていた。
俺は本能で、これは敵を取るつもりだと思ってしまうほどに
アーヤは心の何処かでこんなことしたくないはず、
きっと、、、
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彩side
私が隣の部屋に行こうとすると来斗に呼び止められた
来「 彩、、、 」
話し合いしないとね。
私は笑って言った
彩「 お布団の準備、手伝ってくれる? 」
来斗はこくっと頷いて付いてきてくれた
ガチャとドアを開け、押し入れからお布団を出す
来「 彩、話が。 」
もう、知ってる。
彩「 知ってる。 」
来斗はやっぱりなという顔をする
来「 、、、どうするつもりだ? 」
、、、私が生きてきたのは、
敵を取るため。皆には話したいって言ったけどね
彩「 、、、 」
来斗は彩、もしかしてっと言う
来「 敵を取るつもりなのか? 」
ギクリ
来「 そうなんだな、、、俺も手伝う 」
、、、え?
何をいってるの?
私のターゲットはあなたの親なのよ?
彩「 ダメだよ!私のターゲットは来斗の親なのよ!
こんな、血の繋がっていない。私の目的に会わせなくて良いよ! 」
来斗は真剣な顔をした
来「 俺が今、生きていられているのは彩のおかげなんだ!
血の繋がりなんてどうでも良い。俺の家族はお前だけだ!
それに、俺の目的、ターゲットは彩の家族をコロシタ犯人
目的は会わせていない。 だから、そんな事言わないで、、、 」
最後の来斗の声がかすれていた。
そんな来斗の顔は、私の小さな時の顔と重なって見えた
彩「 、、、 」
私はいつの間にか来斗を抱き締めていた
来「 彩、、、? 」
彩「 来、私の目的を手伝え 」
来斗はこくっと頷き
静かに涙を流した
来斗はきっと、寂しかったのだろう。
これまで、来斗は弱音をはかなかった
まだ、小さな子供の部分があるんだなぁ。
私達は誓った。
お互いを守り、目的を達成させることを
kzは誓った。
二人を止めることを
少年少女は誓った。
絶対、また皆で笑い会うことを
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SANA(プロフ) - コレクションじゃなくてコネクションですよ? (2022年11月19日 15時) (レス) @page12 id: 13651330a0 (このIDを非表示/違反報告)
華夜(プロフ) - ありがとうございます! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 8805c1a4a0 (このIDを非表示/違反報告)
未胡成(プロフ) - 見ます! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 1aec104bc7 (このIDを非表示/違反報告)
華夜(プロフ) - ただいま、新しい暗殺者は知っているを保存いたしました! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 8805c1a4a0 (このIDを非表示/違反報告)
未胡成(プロフ) - (。・_・。)ノはーい! (2020年2月3日 23時) (レス) id: 1aec104bc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華夜 | 作成日時:2020年1月1日 21時