暗殺者は知っている【探偵チームkz事件ノート】

報告 ページ36

彩side

私は、お風呂から上がると上杉君、翼以外の皆がぐだーっとしていた

はて？

翼「 ！、、、あ、アーヤ、おかえり！ 」

ただいま、、、？

若「 ！、、、アーヤ、おかえり。今から会議だ！ 」

kz( アーヤ/彩のお風呂上がり可愛い！ )

へ？どうして？

黒「 前に麻薬密売事件あったよね。
それのだよ 」

あぁぁぁぁ！ 忘れてた！

やろやろ〜！

彩「 私、事件ノート持ってくるね♪ 」

私は、るんるんで自分の部屋に向い、さっと事件ノートを取り皆のところへ

黒「 姫、どうぞ 」

黒木君はいつもの様に椅子を引いてくれる

私はありがとうと言って座る

若「 では、kz7+来斗会議を始める 」

上杉君がはぁ？と言う顔をする

上「 ネーミングセンス無さすぎ、バカ武 」

若「 なにオー！アホ杉 」

また始まった、、、

来斗がこそっと呟いた

来「 いつもこんな感じなのか？ 」

私達はうんうんと頷く

早く始めたい、、、

黒「 はいはい。そこまで。 」

黒木君、毎度ありがとう

私は、黒木君にニコッと笑うとウィンクが返ってくる

ふふふ♪いつも思うけど秘密の会話見たい

若「 今回は、今まで忘れていた麻薬密売事件のことだ！ 」

うんうん

若「 忘れ去られていた間、黒木調査員が調べてくれていた。
黒木調査員 」

黒木君がスマホを出し、椅子から立つ

黒「 コネの結果、麻薬密売をしていたやつが判明した 」

おぉ！

黒「 名前は夕芽崎 再( ゆうがざきさい )３９歳。男
柔道を５歳の頃からやっていて今は２段。そりゃ、腕が折れるよ。 」

だねぇ。

黒「 ここからが問題、この密売は個人で行っていたわけじゃなく
組織的に行っていたんだ。 」

え、それって、、、

麻薬密売組織がいるってこと？

黒木君はこくッと頷く

黒「 アーヤ、正解。そのボスとサブボスも判明した。
来斗、あまり自分を責めるなよ？ 」

来斗はこくっと頷く

私も息を飲む

黒「 ボスは、甲斐太 義矢( かいだ よしや )。」

来斗が驚いた顔をした

黒「 ４２歳。サブボスは、甲斐太 夕子。40歳
、、、来斗の両親だ。 」

、、、え？

ということは、私の幸せな日々を壊した犯人ってこと？

そう思ったとたんに体が震えてきた

やっと自分の目標が見つかった喜びと、

やらなくてはという怖さが込み上げてくる

怖い、嫌だ、やらないと、敵(かたき)を！

小「 アーヤ、来斗？大丈夫？ 」

隣にいた小塚君が心配そうな顔で言う
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