暗殺者は知っている【探偵チームkz事件ノート】

一人暮らし ページ21

保健室の先生side

保健室に入るとベットで寝ている彩さんと
椅子に座って彩さんの手を握って寝ている美門君がいた

その姿が可愛らしくてクスッと笑ってしまう

私は美門君に毛布をかけ

彩さんには顔色が良くなかったので熱がないかはかった

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彩side

ふっと目が覚める

彩「 ん？寝ちゃった。 」

保「 あら、彩さん。 今日は美門君と早退する？微熱だけれど 」

彩「 翼？どうしてですか 」

保「 隣の椅子で寝てるわよ。それにしても仲良いね 」

隣？

ふっと見ると翼が私の手を握って寝ている姿だった

彩「 へ！ 」

保「 クスッ。青春だね 」

彩「 ... 」

保「 美門君は何もないんだけど。彩さん、一人暮らしだから 」

彩「 、、、 」

その時、翼が起きたんだ

翼「 ん！俺、寝てた！ 」

彩「 翼！おはよう 」

保「 美門君。おはよう！ 急で悪いんだけど
彩さんと一緒に早退してくれないかしら？ 」

えーーー！先生〜！

翼「 良いですけど、立花さんの親はこれないんですか？ 」

わあああああああ！

保「 あら？知らなかった？
彩さんは一人暮らしですよ？ 」

翼は驚いた顔をした

先生〜！

翼「 わかりました。 」

保「 ありがとう。担任の先生に言って来るわね 」

翼and彩「 ありがとうございます 」

保「 本当に仲良いね 」

保健室の先生はクスッと笑って出ていった

先生〜！いかないで〜！

翼「 アーヤ？どういうこと？ 」

怖いよ〜！

彩「 えっと、色々あって、、、ね 」

翼「 心の友でも言えないこと？ 」

彩「 またいつか言うね 」

翼「 絶対だよ 」

彩「 うん！ 」

ガラッとドアが開く

保「 荷物も持って来たから帰って良いわよ 」

荷物まで！

翼and彩「 ありがとうございます！ 」

また、ハモった！

保「 フフフ。本当に仲良いね 」

私と翼は顔を見つめて笑った

何か嬉しい！

翼「 アーヤ。 」

ん？

翼は私を抱き抱えた

ん？これって、、、

またお姫様抱っこ〜！

保「 王子様、お姫様のことよろしくね！ 」

私は翼のカバンと私のカバンを持つ

翼「 任せてください 」

翼はイタズラっぽく笑った

んー！楽しんでる

私と翼は保健室から出て玄関に向かう

最悪、、、

どうにかならないのかなぁ

翼に色々と情報が出ていく

隠していたのに〜！

というかどうしてお姫様抱っこ！

歩けるのに！

彩「 翼、どうして私、お姫様抱っこされてるの？ 」

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