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you side
ついに、樹くんに何も伝えられずじまいでこの日を迎えてしまった。
今日が誕生日だということさえも。
優「あれ、Aちゃん今日15時までだったっけ？」
いつもは17時まで入ってるシフト。
今日は、前々から予定が入っていたから短く出していたの。
『あ、はい！ご迷惑おかけしてます..！』
優「いいよいいよ、たまにはねゆっくりしなきゃ。
でも樹、夜普通に入ってるけど大丈夫？」
『ちょっと用事があるので、笑』
優「まぁそうか笑
いつも一緒にいるわけじゃないよね笑」
お昼どきに向けて、ランチの準備をしながら喋っているとお店の扉が開いた。
優「あ、まだ...
って、本当にお前らは時間通りに来れないんだな？？？」
優吾さんの発言に、知り合いが来たのかなと思って入り口を見ると、
大我さんとその後ろにはこんなところにいるはずのない人物がそこには立っていた。
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大「いいじゃん！！日替わり２つちょーだい！」
優「しょうがねぇな笑
Aちゃん、準備お願い...ってどうした？」
思わぬ来客に私の中の時が止まったように感じた。
優佳「A...！
え、Aだよね？？！」
『優佳さん...どうして、』
優佳「えっと、この人と付き合ってて、だからなんだけど。」
そう言って、優佳さんが指差したのが大我さんだった。
前そんな話聞いたっけ、
いやどうだったかな....
だめだ。今はそんなこと考えられない。
優佳「綺麗になったじゃん、、。
って、あれ今いくつ.....」
そう言って、優佳さんがスマホを取り出した。
気づいちゃったかな...
私が今日18歳の誕生日なこと。
『わ、私！ランチの準備しなきゃなので、！』
このままじゃ最悪の事態を招きかねない。
そう思った私は、急いで準備に取り掛かろうとした。
けどそれは、
優「待って。
いいよ、Aちゃん、久しぶりなんでしょ、優佳さんと。」
優吾さんの言葉で妨げられた。
『え、あ....はい、』
優「今お客さんいないし、忙しくなるまでは話してて良いよ」
優吾さんの優しさ。
人の優しさは時に刃物と化すらしい。
・
優佳「A、あんた今日....
誕生日じゃない、しかも18歳の....！！！」
あぁ、やっぱり気づかれちゃった。
そりゃそうだよね、
私のことをずっと子供のように育ててくれた優佳さんだもん。
忘れるわけない。
あの人とは違うんだから。
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです！！笑 (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます！ (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです！この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます！ (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年8月17日 1時
