姫林檎 Juri.T

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『お邪魔しまーす！』

「ういーす、」


昨日の今日、早速だけど、Aと俺はお言葉に甘えて、早速高地の家にお邪魔することにした。



優「はい、いらっしゃい」

玄関に迎えられ、足を踏み入れると高地の後ろから笑顔が素敵な女性が顔を出した。



咲「初めまして。散らかってますけど、笑
ゆっくりしていってくださいね！」


『あ、あの！これつまらないものですが...！』



ここに来る前に、何か買っていきたい！というAの要望に応えてちょっと寄り道してきたんだけど、


それがまた長くて笑



咲「わ、プリン....！と、これは...？笑」


優「なになに？
.....って、バカやろ笑」



『え、プリン以外に何か入ってましたか！？』



身に覚えない何かに2人がクスクス笑っていて戸惑うA。


ごめん、俺が勝手に入れたの笑



優「ううん、大丈夫、笑
Aちゃんリビング先行ってな？

ジェシーもいるよ」


『あ、はい...！』


Aは腑に落ちないながらも高地に促され、リビングへと進んだ。


「んじゃ、俺も〜〜」


その後に続こうとしたら、高地に首の根を掴まれた。



やっぱダメ？笑



優「マジでお前なぁ！笑」


「1歳半ってそろそろ2人目欲し......」

ベシッ)



「さーせんっ！！！！！」




Aが大学に入るまでは...

と、禁欲してる俺には必要ないソレ。



クローゼットの奥深くに眠ってるのもかわいそうだからプレゼントしたのに、ダメだったみたい笑笑



咲「話には聞いてたけど、思ってたよりファンキーだね笑笑」


「え？笑 ありがとう！」


優「ばっか！褒めてねぇよ！笑」


ケラケラと笑っていると、リビングに続く階段からAが不思議そうにひょっこり顔を出した。


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