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「Aは俺のだべ、
俺のことだけ考えとけ」
付き合う前までは、
樹さん！樹さん！！
なんて尻尾を振って、言ってたのにここんところはそんなこと１つもない。
まぁ付き合ってんだから、毎回毎回そんな風にやられても困るけど。
『嫉妬れふか、？』
「は？ちげぇよ！」
痛いところを突かれて、咄嗟につまんでた手を離した。
『んふ、やったぁ、笑』
すると、
何故だかAは嬉しそうに頬を緩めた。
「なに笑ってんの、」
少し強めに言及するとポツリポツリと思いを口にしだした。
『樹くんがお仕事で女の人のこと相手してるの、やだなぁって、』
『って、そのやだってそんなめちゃくちゃ嫌だ！とかじゃなくてね！？』
『でもちょっと心がモヤモヤしちゃって、それで..
私だけが樹くんのこと好きなのかなぁって思って、それで慎太郎さんに相談したら、その...』
樹の目の前で俺たちと親しげにしとくところ見せつけてみて？
そしたらきっと良いことあるよって。
.....ね。
マジで慎太郎には俺らかき回されてばっかじゃね？？
まぁ付き合えることになったのは、慎太郎が学園祭誘ってくれたからなんだけど。
え、てかなに。
こいつ俺の気持ちちゃんとわかってねぇの？
「んっなの、そんなことしなくても分かれよ...
好きじゃなかったら、目の届く範囲で働けとか言わねぇし。
言わないだけで、学校とかでも言い寄られてないかなとか心配してんだけど？？？」
てか何より、
あの王子様だっけ？
アイツとか気がかりでしかねぇよ。
「心配しなくたって、好きだから。
Aが思ってるよりずっと。」
少しの沈黙。
え、聞いてた？
「んおっ、」
と思ったのもつかの間、この距離なのに猛突進。
距離感ばかか笑
『ん〜っ！！！！樹くん大好き！！！！』
今の現状、俺がAに押し倒されてる。
「何、襲ってくれるの？笑」
『ちがっ、！』
Aは急いで恥ずかしそうに体を起こした。
『映画！借りてきた映画見ようよ！！』
「えー、俺とのイチャイチャタイムは？」
何事もなかったように反応するからちょこっとからかってやろうと思ったら...
『夜、なら....』
「ちょっ、バカッ！！」
その倍でやり返された俺。
Aには少なからず高校のうちは手を出さないからって誓ってあるのをいいことに。
俺の反応を見てクスクス笑ってるA。
あー、ほんっとマジで！
こいつ絶対卒業したら覚えとけよな！？
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです！！笑 (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます！ (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです！この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます！ (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年8月17日 1時
