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大「それ俺に言う?」
って言うのも、優佳さんは35歳。
俺らが21だから、14歳差のカップル。
「まぁ、そうだけど、でも学生じゃん。
下手すりゃ犯罪だぞ、?」
大「2年待てば、犯罪でもなんでもないし2ヶ月待てば18歳でしょ。なんとかなるって」
大「それに、樹がしっかりしてたら済む話。
彼女が年上よか年下の方が樹には向いてるでしょ笑」
まぁ、俺は年下の面倒見るなんてごめんだけど〜
呑気に笑う姿がどうにもきょもらしい。
大「難しいこと考えるのやめなよ。
樹らしくない。」
大「てかそもそも、慎太郎と仲良く話してるの見て嫉妬しちゃうくらいには大好きなんでしょ笑」
嫉妬する男は嫌われるぞ!!
なんて、きょもだけには言われたくねぇよ笑
「あ〜っ、なんかあれだな。
きょもには全部お見通しって感じでなんかやだわ笑」
大「そう〜? 」
「戻るか、」
短くなったタバコを消し、腰を上げる。
大「付き合ったら俺のおかげだから、お酒おごってね」
「っは笑 やだよなんでだよ笑」
そろそろ俺も素直になる時が来たのかもしれない。
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ジェ「あ、帰ってきたよ〜」
優「すぐ拗ねるんだから笑」
慎「余裕ねぇ男は嫌われるぞ!」
ちょっと離れてただけでこれだ。
こいつらマジで言いたい放題。
「拗ねてねーよ笑」
笑って答えれば、後ろから服が控えめに引っ張られた。
振り返ればAの姿。
「お、どした」
『年齢とか、大学とか言ってなくてごめんね、
本当のことを伝えれば伝えるほど距離ができちゃうかもしれないって思ったりしちゃって....』
シュンと頭を下げる姿があまりにもおかしくて。
自然と声を出して笑っていた。
『なっ、!』
「いーよ笑 別に気にしてない笑」
なんてどの口が言ってんだか。
そんな俺を見て、隣にいたきょもが小さく笑った。
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです!!笑 (2019年9月26日 21時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます! (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです!この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます! (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミナ | 作成日時:2019年8月17日 1時