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変わらぬ日常にちょっとした変化が訪れると、人間ってのは動揺が隠せなくなるらしい。
つまらない日常に刺激が欲しいって願ったのがアレだったのか。
目の前の現状にうまくついていけない俺がそこにはいた。
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『私の彼氏になってください！！！！』
見知らぬ女子高生から注がれる熱い視線。
え....っと？
目の前の状況があまりにも、理解不能で頭がフリーズする。
...あぁ！罰ゲームだな？
俺もガキの頃、罰ゲームで年上のオネーサンに声かけさせられたこととかあったわ〜
なんて、どうしようもないことが脳裏によぎる。
ガキの頃から変わってない思考回路の持ち主だからさ。俺って。
「えーっと、なに？罰ゲームかなんか？笑
若いね〜笑
友達どこ？笑」
挨拶してあげよっか？笑
そう言いながら周りをキョロキョロ見回すも、誰も隠れてる様子がない。
え、なんで？
『..が..ます。』
「ん？」
『違います、罰ゲームなんかじゃないです。』
そう言いはった彼女は、真っ赤なほっぺをぷくりと膨らませて少し睨んでみせた。
「は？罰ゲームじゃなかったらなんなの？」
しらねぇ奴にいきなり告られて、冗談だろって笑い飛ばしたら睨まれるって俺なんかした？
って、あれ？
『私、お兄さんに一目惚れしちゃったんですもん.....』
「....え？」
一目惚れって..一目惚れだよな？
俺に？このイマドキJKが？
....俺ってまだイけるんじゃん！！！！
...じゃねぇよ。
「んあ〜、えっと..
一目惚れね。ありがとう」
俺の言葉に瞳を揺らせるその姿は、申し分ないほどに可愛い。
なんかうさぎみたいだし。ふわふわしてる。
童顔なのかな、若いのはわかってるけどそれよかもっと幼く見える。
それに加えて、ゆるりと巻かれた髪が２つに括られてるあたり......
なんかもう本当、変なトビラ開けそうだわ。
...ってほら。
ほんっと俺ってこんなくだらないことしか考えられないの。
この子みたいな純粋ちゃんなんて勿体無いの。
だからさ、ごめんね。
「気持ちは嬉しいんだけど、俺ガキには興味ねぇんだよなぁ。」
俺は平気なフリして、キミを傷つける言葉を投げつけた。
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あ..泣いちゃうかな...
なんて、自分が言ったのにどこか目の前のキミの表情が変わることを恐れている俺がいた。
だけど、キミは俺が思ってるより遥かに強くて。
俺には眩しいほどの笑顔でこう言ったんだ。
『絶対、私のこと好きにさせてみせるので！私にチャンスを...ください！』
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです！！笑 (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます！ (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです！この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます！ (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年8月17日 1時
