アイドルだって・・２【Hokuto.M】 (ページ14)

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「あ、言い忘れてたけど。
これから他のメンバーと関わる機会もあるとは思うんだけど連絡先は絶対交換しないでね。

特に樹」

その言葉に本来なら、そんな心配要らないよ！

というか他のメンバーと関わる機会なんて要らないもん！って言いたいところなんだけど...

『北斗くん、、ごめん』

「え、なに？」

『時すでに遅し..です』

急いでLINEのトーク画面を開く。

北斗くんからのメッセージに続く２つのメッセージ。

Fuma 18:45
樹と飯行くことあれば俺も呼んでねー【１】

J 18:30
今度北斗と飯いこ！【１】

北斗 14:20
もうすぐ着くからね

なんて返せばいいかわからなくて未読のまま。

それを見せると、北斗くんはちょっと借りていい？
そう言って私のスマホを手に取った。

Aお前らまじいい加減にしろよ? 飯なんて行かせないから。

彼らに送られたメッセージ。

すぐにうるさいくらい通知が鳴ってるけど、今はそれどころじゃない。

だって..

「Aちゃん？どういうことか俺にもわかるように教えてくれる？？」

スマホを私に返した北斗くんは明らかに怒ってるから。

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