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side : omi

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窓の外

夜景が流れて
光が当たる度に 映し出される
隣に座った 彼女の横顔。







住所を告げたきり 無言で窓の外に目をやる彼女

シートに置かれた 綺麗な手に
そっと 自分の掌を重ねる。







それでも
彼女は何の反応も示さなくて



でも 俺が その手の甲をそっと指で撫でれば
抵抗する様子もなくて



また
夜景に照らされた横顔は
さっきより少し 紅く染まっていた。







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到着を告げるタクシー運転手。




同時に離れる ふたつの手。








『……有難う』








小さな声で呟いて 鞄から財布を取り出そうとするから







「…運転手さん、ちょっと待ってて」








そう告げて 真っ先に車を降りた。









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反対に回って 彼女側の扉を開ければ

きょとんとした顔で 俺を見上げるAちゃん。









___まずいな、これは。









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今日、伝えるつもりじゃなかった。



だから さっきのレストランも

"初めて"のデートに相応しい
大人な雰囲気 だけど 厭らしくない場所を選んだのに







貴女は 俺の予想なんて 遥かに超えてくる。








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アルコールの所為か 少し潤んだ瞳が

動揺に揺れながら 真っ直ぐ俺を捉える。







そのまま彼女の腕を引いて 車から降ろすと

パタン


気を利かせた運転手が 彼女側のドアを閉めた。











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「Aちゃん。聞いて」







『……ヤダ』








全てを察したような表情をした後
小さく微笑みながら首を横に振る彼女。









「駄目、聞いて」










『ヤダって』










駄々をこねる様に笑う彼女。











「……A」









少し 声のトーンを落として名前を呼べば









『だって……』










"私、勘違いしちゃうよ?"



って。










いいんだよ、

それは勘違いなんかじゃない。












「俺は……本気だよ」









綺麗に整えられた前髪を優しく撫でながら

俺より少し背の低い彼女を覗き込んで 伝える。











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「A……好きだよ」











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ユキ(プロフ) - みきさんのペースで更新楽しみにしてますね(*・∀・*) (2020年3月29日 19時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 次のお話は臣君なので楽しみです今日から三代目追加グッズ出ましたけどみきさんは何か買いましたか?私はちょっこりさんのぬいぐるみ売り切れたので来月京セラで買います(*>ω<*) (2019年10月15日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ユキさん» こんにちは。三代目のLIVEは、先月東京ドームに行きました^-^ そうなんですね、楽しんできてください♪ (2019年10月13日 16時) (レス) id: 9b9f998692 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - みきさん初めましてこんにちは来月は三代目ライブありますけどみきさんは三代目ライブ観に行きますか?私は来月直己さんの誕生日京セラ観に行きます (2019年10月13日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ユキさん» こんにちは。コメント有難う御座います^-^ そう言って頂けて嬉しいです、何卒これからもよろしくお願いいたします♪ (2019年10月13日 12時) (レス) id: 9b9f998692 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みき | 作成日時:2019年10月11日 17時

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