弱音 JN side 1 ページ37
2人が帰ってきた。どうやら会社の方にも寄ってPDニムと話してきたらしい。みんなリビングにいたしそのまま話を聞く姿勢になったのだが予想に反してヨンジュナはこの場をナムジュナに任せた。
YJ｢みんなごめんね。今日は疲れたから少し休ませて。…ナムジュナ、説明お願いしてもいい？」
NJ｢もちろんです。ゆっくり休んでください。｣
YJ「ありがとう」
疲れた笑みを浮かべてリビングを出ていくヨンジュナをみんなが不安そうな顔で見送る。
｢それで、どうだったの?」
誰も口を開かないのでその空気を破るよう僕はいたって普通に尋ねる。
N「まず診断結果はヒョンが話したとおりバセドウ病でした。幸いそこまでひどいわけではなかったので薬での治療を進めていくことになります。」
ひどくないという言葉にみんなの顔に安堵の色が見える。
NJ「そして今後の活動についてですが……とりあえず1週間後のライブには出てその後は病気療養のため活動休止することをさっきPDニムとも話し合って決めました。｣
僕はそこまで聞くと黙って席を立つとヨンジュナの部屋に向かう。
「…ヨンジュナ、入っていい?」
返事が聞こえないから勝手に開けて入ると布団の中で丸まるヨンジュナ。そっと近寄り顔をのぞきこむ。目が開いてるから寝てはいない。
｢しんどい?何か持ってこようか?水とか。｣
YJ「いらない」
簡深に短く答え未だ壁の方に体を向け目を合わせないヨンジュナに罪悪感がわく。病気で苦しんでいたヨンジュナを怒らせて傷つけちゃった自分が情けない
｢さっきはごめん。カッとなってひどいこと言った。…ゆっくり休んでね、おやすみ」
それだけ言ってよンジュナのさらさらな黒い髪をふわりとなで部屋を出ようとしたのだが服の裾を引っ張られる感覚がして振り返るとヨンジュナと目が合う。
YJ「僕の方こそごめん。何もいらないから…もう怒ってないからそばにいて…｣
不安そうな泣きそうな顔するヨンジュナに胸がきゅっとなる。
「うん。ここにいるよ」
服の裾をつかむヨンジュナの手をはずして握るとベットの脇に座る。
YJ「ジナ…」
「うん」
YJ「ジナ…｣
何度も僕の名前を呼ぶヨンジュナが不安を抱える小さな子どものように見える。
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ミキ(プロフ) - カナタさん» カナタさん、コメントありがとうございます！テストがんばりました😅筋肉うさぎに捕獲されたらもう逃げられませんね（笑）次回更新を楽しみにしててください。これからもこの作品をよろしくお願いします☺リクエストもお待ちしております！ (2021年12月1日 22時) (
レス) id: 2a62e1e91d (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - めめさん» めめさん、コメントありがとうございます！毎日更新がんばるので引き続きこの作品をよろしくお願いします☺リクエストもお待ちしております。 (2021年12月1日 22時) (レス) id: 2a62e1e91d (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - テストお疲れ様でした^^ 更新ありがとうございます！！楽しみにお待ちしてました^^ 捕獲されたら後は怒られるだけですね(笑) (2021年12月1日 2時) (レス) @page28 id: c257bf5ed8 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - お話がすごく好みで続きが楽しみです！更新待ってます！！！ (2021年11月30日 17時) (レス) @page28 id: 657388ff32 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - リクエストがあればおっしゃってください。ご期待に添えるようにがんばりますので😄 (2021年11月11日 21時) (レス) id: 75c362ebf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミキ | 作成日時：2021年11月11日 13時
