BTSの長男の日常短編集 2

告白　2 ページ30

「あの…驚かないで聞いてね。…僕病気かもしれないんだ…。」


前置きをしてからそう言うとみんなはそれぞれ驚いたり固まる。衝撃で言葉がでないようだ。


「まだ病院行って診てもらわないとわからないけどたぶんバセドウ病っていう病気。」


そう言うと衝撃から立ち直ったとクオズがものすごい勢いで駆け寄ってくる。


JM「ヒョン！大丈夫なんですか⁉︎」

TH「バセドウ病ってなに!?死なない⁉︎」


泣きそうな2人に大丈夫だよと返しながらジョングガが静かなことに疑問に思い後ろを振り向くと固まっている。ジョングガの頭もなでてやるとその手をギュッと握られる。マンネlineを大丈夫だよとなだめているとユンギがいつのまにかスマホで調べたらしい。


YG「バセドウ病とは甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、甲状腺機能が亢進する病気です。原因は未だ解明されていませんが多くは遺伝、過労、ストレスによるものです。症状として代謝をつかさどる甲状腺ホルモンや、交感神経系のカテコールアミンが過剰になるため、典型的には、動悸、体重減少、指の震え、暑がり、汗かき、微熱などの症状がおきます。その他、疲れやすい、軟便・下痢、筋力低下、精神的なイライラや落ち着きのなさが生じることもあります。また、炭水化物の多い食事をした後や運動の後などに手足が突然動かなくなる発作が起こることがあり(周期性四肢麻痺)、特に男性によくみられます。…だって。」

JK「言われてみるとヒョン体熱いですよ！」

JM「ご飯もけっこう食べてたような…?」

JH「ダンスの練習のときも、息切れがひどかった気がする…」

NJ「そういえばダンスレッスン終わった後いきなり寝転んだのはそのせいだったんですか？ヒョンらしくないなって思ってたんです」

とみんなが色々と話している中ジナが静かだ。


JN「…病院行くよ」


そう言って着替えるためか部屋に戻っていくジナ。怒らせちゃったのだろうか。


NJ「僕はマネヒョンに連絡しますね」

「ありがとうナムジュナ」


僕も準備のためジョングガの腕から抜け出す。心配そうにジナが出ていった扉を見つめる僕にユンギが話しかけてくる。


YG「たぶんヨンジュニヒョンに怒ってるんじゃなくて自分に怒ってるんだと思いますよ」

「自分に?」

なぜ自分に怒るのだろうか。わけがわからない。

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