BTSの長男の日常短編集 (ページ49)

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作詞作曲 2 ページ49

「ヤー！ヒョンをからかうのはもう終わり。じゃあ歌うよ。｣

そう言って僕はキーボードを弾きながら歌い始めた。

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「どう?｣

歌い終わってユンギの様子をおそるおそるうかがうと何か考え込んでいる。

「ユンギヤー?」

その反応が怖くてもう一度声をかける。

YG「ヒョン…。｣

ごくりとつばをのむ。

YG「天才ですか?いや、天才でしたね。これ1週間で考えたんですか?すごいですね」

「おう…」

早口で迫ってくるユンギの勢いがすごくてびっくりする。この反応ってことは…

「ちゃんとできてる…?」

YG｢できてるもなにもこれ俺いりますか?｣

｢いるよ。僕作曲のこととか機械の使い方とか全然分かんないもん。」

YG｢…それもそうですね。｣

「ヤーなんだよその顔。仕方ないだろ、機械が僕を理解してくれないんだから。」

ユンギの呆れたような顔にぶすくれるとユンギがフハッとふき出す。

YG「なんですかそれㅋㅋどうしてヒョンはめちゃめちゃ頭いいのにどうして方向音痴で機械音痴なんでしょうね。」

「それは僕が知りたいよ…。」

YG「まあ、とりあえず、デモとりつつやっていきますか。俺が音入れてみるんで気になるとことか、こうした方がいいとかあったらその都度言ってください。｣

「了解。｣

こうして僕達のはじめて共同製作した曲ができあがった。

YG「そういえばタイトルはどうするんですか?」

「タイトルはね、最初から決めてあったんだ。｣

"I need you."

＿＿＿

その頃のジン

｢ヤー!!!ヨンジュナもユンギヤもいなかったらこの自由人達をどうやって面倒見ろって言うのさ!」

カトクを見て叫んでいた。

JK「ヒョン、ご飯まだですか?」

TH「ヒョン!ゲームしよう!」

JM「あれ?ヨンジュニヒョンは?」

NU「あっ!マグカップの取手が取れた。これお気に入りだったのに…。」

JH「ホビホビー!」

「…ヤー!!!」

はやく帰ってきてと切に願うジンだった。