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「Aちゃんは、なんか思い当たったこととかあった？」
「悲しいことに全然ないです。記憶も少しは戻るかな？って思ったんですけど何見てもピンと来るものはありませんでした。それに、そもそも異能力というもの自体が私にはよくわからなくて」
項垂れていると、敦が気を遣うように話しかけてくれる。
「初日だからしょうがないよ！それに、僕も自分が異能力者だって気づく前は全然自分とは違う世界の人だと思ってたし」
敦はそう言って笑うが、Aは驚いた顔をする。
「え、敦さん異能力者だったんですか？！」
「え？！僕言ってなかったっけ？」
オロオロする敦に二人してオロオロすると、太宰はAと敦の肩に両手を乗せてニコッと笑った。
「よし！探偵社に戻ったら敦君の異能で虎君をモフモフしようじゃないか！」
いきなり肩に体重が乗ってびっくりしたがAは何か2人と仲良くなれている気がしてとても嬉しいと思った。
虎か〜♡つぶらな瞳に、大きな肉球。サラサラな体毛に暖かい体温。デュフフと言いたくなるほど猫派な自分にとって、普通は触れ合うこともないだろう虎に触れると思うと胸が弾む。
「Aちゃんは、早く事件解決しないと探偵社にいられなくなるから気をつけてね？」
太宰さんにそう釘をさされるまでは。
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八咫烏(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えると本当に嬉しいです(*´∇｀*)ありがとうございます！ (2018年2月12日 5時) (
レス) id: c067c8d177 (このIDを非表示/違反報告)
ｍｃ．@こたぬき(プロフ) - 好きすぎる…！これからも頑張ってくださいね！ (2018年2月10日 23時) (レス) id: e2df0854b1 (このIDを非表示/違反報告)
八咫烏(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！！ (2018年2月9日 23時) (レス) id: c067c8d177 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月9日 7時) (レス) id: 4f3584ea5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八咫烏 | 作成日時：2018年2月9日 4時
