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教室に行くと。
いつもはのほほんとしてる海人が珍しく勉強に励んでいた。
『お、おはよう』
なんだか声をかけることすら、悩んだけれど。
やっぱり挨拶することって大事だと思って、海人に話しかけると無邪気に笑って。
海人「おはよっ」
そう言い返してくれる。
『珍しいじゃん、どしたの？』
海人「それ聞いちゃうの？」
『へ？』
ただの、茶化しとして聞いたのに。
意地悪に。悪戯に海人は微笑んだ。
海人「Aに惚れ直して貰うため！」
あっさりそういうから、自分でも顔が赤くなったのがわかる。
それを面白がったのか。
海人は笑っていた。
海人「あはは、嘘だよ。今日は花の名前の難読漢字、小テストあるじゃん」
『やばいっ…忘れてた』
海人「じゃあ問題ですっ！木春菊って書いて、なんて読むでしょうか」
『えっ、なにそれ。″きんもくせい″？』
海人「″きんもくせい″なの？」
『海人もわからないんじゃダメじゃん、…あ。答え″マーガレット″だって』
花の名前の漢字とか普段見ないから難しい。
海人「あ、俺これわかるよ」
『…なに？』
海人「ひまわり！俺の一番好きな花の名前なんだよね〜」
明るいところとか前向きで真っ直ぐなところが。
たしかに海人は向日葵に似た雰囲気で、まさに似合った花だと思う。
やっぱり、海人と一緒にいるのは楽しくて。
居心地の良さに安心した。
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しおり(プロフ) - 主様も予想してなかった展開だったからでしょう、あたくしもう、パニックですわよ、トイレで読みながら涙が止まらなかったです。ひまわりくんが来世は報われますように。 (2020年10月27日 17時) (
レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - めっちゃ楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年10月22日 18時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
りなりん(プロフ) - これからも小説書くの頑張ってください！もしよかったらぜひ私の作品を見てください。なんと100以上もあるんです！ (2020年10月6日 18時) (レス) id: 4712018df1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2020年10月6日 18時
