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指にぽたぽたと溶けたアイスが落ちてくる。
この気持ちもアイスみたいに、溶けて消えちゃえばいいのにね。
『…告白、しようかな…』
気持ちが消えるなら、もういいや。
早く消したい。
そもそも、家庭教師なんて関係で廉が現れたのが原因なんだ。
全部全部、廉のせいだ。
こんなにも心が乱されるのも、こんなにも悩むのも。
全部、振られて終わりにしよう。
『海人、やっぱり私。明日、告白する』
海人「…………」
『だから、海人も頑張ってよ』
精一杯、笑った。
海人も片想いしてるって言ってたから。
しかも、海人は私よりずっと長い時間、片想いしてる。
私、海人には幸せになってほしい。
好きな人の隣で笑ってて欲しい。
海人「いいの？」
いつもより近くに海人が顔を寄せた。
エキゾチックな海人の顔は整っていて。
海人のこと、なんとも思ってないのにドキッとした。
『う、うん。応援してるよっ？』
私が戸惑いながらもそう答えると、
海人は大きなため息をついた。
海人「全然わかってないじゃん」
海人の声とチャイムが重なって、
私には海人の言葉が届かなかった。
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しおり(プロフ) - 主様も予想してなかった展開だったからでしょう、あたくしもう、パニックですわよ、トイレで読みながら涙が止まらなかったです。ひまわりくんが来世は報われますように。 (2020年10月27日 17時) (
レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - めっちゃ楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年10月22日 18時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
りなりん(プロフ) - これからも小説書くの頑張ってください！もしよかったらぜひ私の作品を見てください。なんと100以上もあるんです！ (2020年10月6日 18時) (レス) id: 4712018df1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2020年10月6日 18時
