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『な、永瀬くん…！』
廉「なに慌てとんの」
『え、英語がわかんなくって、、』
廉くんに課題の教科書を見せた。
廉「…どれ？」
顔が近づいて、ドキドキと心臓が高鳴る。
『え、えっと…これなんだけど、』
震える指で教科書の問題を指した。
そしたら、永瀬くんが難しそうな顔をした。
え？なに？
永瀬くんもわからないのかな。
そう思ったけれど、
すぐに永瀬くんはいたずらに笑った。
廉「″永瀬くん″から″廉″って言ってくれたら教えてもええよ」
へ？
今、関係ある？
そう思ったけれど、刻一刻と時間が迫っている。
私に選択肢がない。
『れ、廉…？』
言葉に出すと、彼は微笑んだ。
廉「ん。ずっと″廉″やからな」
『え、…は、はい』
廉「ほんじゃ、1回しか言わへんからよく聞いてな？」
『？』
廉「お前のこと愛してる。結婚してください」
『へっ？！』
思わず、持っていた教科書が床に落ちた。
今、なんて……？
思考回路を巡らせて、一生懸命考えたけれど。
なにも浮かばなくて。
ふと、目の前の彼から言葉が降ってきた。
廉「…さっきの英語の訳」
あ、ああ！
なるほど！！！！
なに勝手に私は1人で舞い上がってたんだ！
は、恥ずかしい！！
教科書を拾い上げて、ページを開く。
そこには、
My love for you is eternal.
と
I want to marry you.
そう書かれていた。
だから私は、
廉に見えないように、教科書で顔を隠した。
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しおり(プロフ) - 主様も予想してなかった展開だったからでしょう、あたくしもう、パニックですわよ、トイレで読みながら涙が止まらなかったです。ひまわりくんが来世は報われますように。 (2020年10月27日 17時) (
レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - めっちゃ楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年10月22日 18時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
りなりん(プロフ) - これからも小説書くの頑張ってください！もしよかったらぜひ私の作品を見てください。なんと100以上もあるんです！ (2020年10月6日 18時) (レス) id: 4712018df1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2020年10月6日 18時
