episode107 ページ8
YOU SIDE
JI「…いない」
『いないね』
保健室の鍵は開いていたけど、先生はどうやら不在みたいだ
私をソファにゆっくりと下ろしたジョンイン君は自分の唇を数回触った後、ゆっくりと私を見た
視線に耐え難くて、やっぱり私から聞いてしまう
『どうかした？』
JI「…テーピング」
『え？』
JI「俺、テーピングならできるけど」
ん？
テーピングならできる？
ん、どういうことだ？
なんの話だ？
…あ、もしかして
『やってくれるの？』
私がそう言うと目を見開いてから、頭をぽりぽりとかいて
JI「先生いないし…
テーピングならできるから」
ポツリポツリと放たれる言葉
どれも優しい口調なんかじゃないのに、なんでだかほっこりしてしまう
『じゃあ、お願いしようかな』
私がそう言うと、意外そうに数回瞬きをしてから
JI「別にいいけど」
なんて、素直じゃない言葉を残した
でも口角が上がってるのはバレバレで
なんだか見ていて、かわいいなって思ってしまう
JI「足出して」
言われるがままに足を延ばすと、位置が低いのが気になったのか
私の足を地面から持ち上げて自分の膝の上に置いた
そして真剣に手に持たれた白いテープを巻いていく
その瞳はやけにまっすぐで、巻かれている間
ドキドキが止むことはなかった
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miii(プロフ) - みほちんさん» コメントありがとうございます！ベクフンペンさんなんですね(^^)楽しみにしていただけて、光栄です！更新頑張ります！ (2016年7月2日 11時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - 変な文章にってますね^^;すみません。。最高のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)です（苦笑） (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - ﾍﾞｸﾌﾝﾍﾟﾝとして最のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)更新、楽しみにしてます♪ (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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