episode142 ページ42
YOU SIDE
そうか、あのお店は潰れたんだなんて思った
そしてそれはどこか寂しくてどこか私たちみたいだと思った
セフナとの時間は楽しくて、たくさん笑った
満たされるような感覚と同時に、ふとした瞬間彼の顔が浮かぶ
散々遊びまわった後
ゆっくりとした歩幅で、おしゃれなイタリアンのお店に連れて言ってくれたセフナ
SE「ここ、ヒョンに聞いたんだ」
そう言ってニコニコ笑う
『そっか！おいしそうだね』
さすがベク
私の好きそうなお店はお見通しってわけね
きっとベクはセフナにこっそり教えたんだろうけど、セフナは嘘がつけないから聞いたって素直に言っちゃうんだ
そんなところもかわいいなって思う
ちゃんと素敵だなって思う
でも、ドキドキしたりしないんだ
彼といる時みたいに心が動かないんだ
私なのに、私じゃないみたい
SE「おいしかったね！」
『うん、おいしすぎて食べすぎちゃった
また太っちゃったかも』
SE「えー、ヌナ細いじゃん
もっと分厚くなってよ
このままじゃ冬越せない」
『何言ってんのよ』
自然な会話
自然な足取り
店を出ればポツポツと街灯が灯る
暗さが増して、胸がざわっとした
SE「そろそろ時間だよね
行こっか」
フニャッと笑うセフナに、そうだねと言って私たちは歩き出した
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miii(プロフ) - みほちんさん» コメントありがとうございます！ベクフンペンさんなんですね(^^)楽しみにしていただけて、光栄です！更新頑張ります！ (2016年7月2日 11時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - 変な文章にってますね^^;すみません。。最高のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)です（苦笑） (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - ﾍﾞｸﾌﾝﾍﾟﾝとして最のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)更新、楽しみにしてます♪ (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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