episode133 ページ34
SEHUN SIDE
“ヌナもそう思ってる？”
テミナにそう聞かれた時、
もちろんだよって当たり前だよって言えなかった
そんなことないよってそんわけないよってちっとも言えなかった
TM「そんな顔しないでよ
別に責めてるわけじゃないんだから」
テミナが眉を下げて困ったように笑いかけてきた
そんなつもりはなかったけど、どうやら酷い顔をしていたみたいだ
SE「…」
TM「ヌナの本当の気持ちに向き合ってみたら？」
僕の目を見つめて、いや…違う
僕自身を見透かすようにそう言うテミナ
SE「ど、うやって？」
TM「んー？分かんない！」
SE「分かんないってなにさ」
TM「…僕は分かんないけど、セフナはわかってるんじゃないかなって」
その笑顔はやけに説得力があって、僕の背中をそっと押した
そうだ
あの頃、僕はいつもヌナに向き合って
ヌナを見つめて、ヌナを中心に回ってた
いつからそうじゃなくなったんだろ
いつからヌナの横にいる僕から、僕の横にいるヌナになってたんだろう
僕はどうしてそんなことにも気づかなくなっていたんだろう
KI「あ、ここいたんだ」
少しシーンとした教室に、トーンの低い声が響く
TM「あ、ジョンイナじゃん
説教終わったの？」
KI「うん
で、セフナ反省文ついでに明日の資料作りだってさ」
SE「あ、うん
分かった」
良く分からないけど、ジョンイナの出す空気感が優しい気がして胸がずきっと痛んだ
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miii(プロフ) - みほちんさん» コメントありがとうございます！ベクフンペンさんなんですね(^^)楽しみにしていただけて、光栄です！更新頑張ります！ (2016年7月2日 11時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - 変な文章にってますね^^;すみません。。最高のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)です（苦笑） (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - ﾍﾞｸﾌﾝﾍﾟﾝとして最のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)更新、楽しみにしてます♪ (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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